店舗のメンテナンスがやっぱり一番!
けれども、フレームの歪みやレンズが浮いてくる現象などを個人で、メンテナンスをするのは、やっぱり限界があります。
「一番おすすめしているのは店舗でのメンテナンスです。眼鏡市場でが「メガネのクリーニング、フレームの調整、鼻パッドの交換など、お気軽にご依頼ください。ほとんどの店舗でメンテナンスが無料です。ほかの企業さまのメガネも対応できる場合があるので、ご相談ください(※場合によっては難しいことも)」
本当ですか?眼鏡市場さん。お店でメンテナンスを受けるとフレームのゆがみを調整して見え方がよくなるばかりか、静電気防止剤入りの専用クリーナーで仕上げてくれるので、眼鏡が劇的に長持ちするそうです。時間も5分ほどで済むので、仕事帰りや買い物のついでにちょっと寄ってもいいですね。
鹿野さんのお話では、渋谷店には週1回の頻度で通う仕事帰りのビジネスマンのお客さまもいらっしゃるそうです。ビジネスにおいて印象は非常に大切です。注目を集めやすいメガネだからこそ、気を遣っているんでしょうね。
面倒なメンテナンスをクリーナーで解決
日々の水洗いや店舗へ行くのが面倒に感じる人も多いのではないでしょうか。毎日かける眼鏡とはいえ、なるべくなら手間をかけたくないですよね。
そんな人には「クリーナー」を活用する方法もあります。レンズの汚れやキズの原因になるホコリの付着を防ぐ効果があり、レンズが長持ちするそうです。
ちなみに眼鏡市場の店頭で販売している「easy clean」(税抜1000円)は、スマホやカメラのレンズの掃除にも使えるとか。メガネだけだともったいない気がしますが、ほかにも活用できるなら購入もアリかも。
取材中ですが、クリーナーでのメンテナンスをしていただきました。鹿野さんありがとうございます!
レンズにクリーナーを吹き付けて、馴染ませるだけでお手入れは完了です。これなら手間もかからず、お手軽にメンテナンスができます。
また、出先で簡単なメンテナンスをしたい人には携帯用の「使い捨てクリーナー」がおすすめです。さっと一拭きだけでお手入れができます。
出先での簡単なメンテナンスにぴったり。
キズや汚れに強いコーティングで手間を省く!
さらに日頃のメンテナンスをお手軽にしたい人には、レンズのコーティングをオススメします。眼鏡市場では「リペラックスコート」や、「スクラッチシールド」が該当します。
スクラッチシールドの構造図。レンズがキズや汚れに強くなります。
レンズにコーティングを施すことで、キズや汚れに劇的に強くなります。さらに、コーティングの効果で静電気が発生しにくくなり、ホコリや花粉がつきにくくなるので、日頃のメンテナンスがグッと楽になります。
忙しい人や、筆者同様にメンテナンスの手間を面倒に感じてしまう人にはオススメです。
以上、メガネの正しいメンテナンス方法を専門家にお聞きしました。
日頃のちょっとしたお手入れや、お店でのメンテナンスでメガネの寿命は大きく変わります。せっかく選んで買った眼鏡なので、特別なコーティングやしっかりメンテナンスをして大切に扱いたいものです。
取材・文/三浦修靖