「人生100年時代」と言われるこの時代。その折り返し地点を過ぎたいわゆる「中高年」「シニア」と呼ばれる50代~60代男女の異性に対する恋愛意識とは、いったい、どのようなものなのだろうか?
今回、50歳~69歳の男女488名を対象に、異性への「憧れ」「ときめき」というキーワードを使ったアンケートが実施され、そこで興味深い調査結果が得られた。
50代~60代の約4割は、今でも異性に「ときめく」ことがあると回答!
50歳~69歳の現在独身の男女488名を対象に、直近2~3年のあいだで異性に対して「憧れた」「ときめいた」ということがあったかアンケート調査が実施された。
異性に「憧れる」「ときめく」というと、若年層が連想されるが、今回の調査結果から50代~60代の男女のどの年代においても、恋愛への第一段階ともいえる、「憧れる」「ときめく」という感情があることがわった。「一回以上ある」という回答は、全体で38.3%という結果だったが、男性は48.3%、約5割が「あり」という結果に。一方、女性は28.3%という結果で男性と比較して20ポイント低い結果となった。
男性はどの年代においても、女性にくらべて高い割合を示しており、女性より「ときめく」割合が高いという結果だったが、特に65歳~69歳の割合が51.6%と最も高いという結果に。一方、女性の年代別では65歳~69歳の割合が21.9%と最も低い結果とはいえ、それでも21.9%は「ときめく」ことが明らかになった。
男女温度差はあれど、異性に対する関心はいくつになっても衰えることがないことを裏づける調査結果となったわけだ。
気になる異性がいた場合、男女全体で約6割がアプローチを行っている!
それでは「憧れた」「ときめいた」異性に対して、何かアプローチをすることはあるのだろうか?
異性に対して「一回以上ときめいた」という男性118名、女性68名に、「ときめいた異性に何かアプローチしたか?」と問うアンケート調査が実施された。
全体では「直接会って気持ちを伝えた」「メールやラインなどで伝えた」が22.5%、男性が26.3%で女性が15.9%という結果となり、異性に「ときめいた」男女の約4人に1人は、自分の気持ちを相手に伝えているということが調査結果から明らかに。
また、「直接ではないがそれとなく好意をもっていることを伝えた」という回答をいれると、全体では42.3%が気になる異性に「気持ちを伝えた」という行動を起こしているということが調査からわかった。
気になる異性に気持ちを伝えた結果、交際に至った高齢女性、驚異の8割越え
さらに「気になる異性に気持ちを伝えた」と回答した男性31名、女性11名に、その結果がどうであったかを聞いたアンケートでは、男性の48.4%が「上手くいって交際につながった」と回答。女性にいたっては81.8%が交際に繋がったことが明らかに。女性は男性より異性に対して冷静に判断してアプローチしているということなのだろうか。いずれにしても気になる異性に対して、しっかりとアプローチしていることが調査結果からわかった。
6割以上が「パートナーは人生において必要」
最後に、今回の調査対象488人全員に、「あなたは人生においてパートナーは必要か?」と聞いたアンケートでは、「お相手次第である」という回答までをふくめ「必要」という肯定的な回答は、全体で63%となり、男性が73.3%、女性が52.5%という結果となった。全体で63.0%、約6割以上の中高年男女が「パートナーは人生において必要だ」と考えていることがわかる。
<調査概要>
■調査名:楽天オーネット スーペリア「中高年男女の異性への意識に関する調査」
■調査地域:全国
■調査対象:現在独身である50歳~69歳の男女
■調査方法:インターネットを利⽤したクローズ調査
■調査日: 2018年8月15日(水)~8月21(火)
■調査主体:株式会社オーネット「スーペリア」
■サンプル数: 488人(男性:244人、女性:244人)
<男性> 244人
50歳~54歳 61
55歳~59歳 62
60歳~64歳 59
65歳~69歳 62
<女性> 244人
50歳~54歳 57
55歳~59歳 63
60歳~64歳 60
65歳~69歳 64
出典元:株式会社オーネット
構成/こじへい