アップルから新しいiPhoneが発表された。NTTドコモ、au、ソフトバンクからも販売価格が発表され、9月14日に予約がスタート。9月21日から店頭での販売が開始される。今回発売されるiPhone XS/XS Maxは、いずれも10万円を超える価格設定となっているため、購入には慎重になってしまいそうだ。各携帯電話会社のキャンペーンなども魅力的だが、もうひとつの選択肢として、アップルからSIMフリー版のiPhoneを購入し、MVNO各社(NTTドコモやKDDI、ソフトバンクから通信回線を借りて、ユーザーにサービスを提供する通信事業者)の割安な料金で利用するのも手だ。
主要3社以外で新しいiPhoneは買えるの?
アップルから発表された新しいiPhone。これまでiPhoneを購入するといえば、NTTドコモ、au、ソフトバンクの3社から購入する形が一般的だったが、ここ数年、「格安SIM」「格安スマホ」を展開するMVNO各社も増えてきており、月々の支払い額を抑えるため、MVNOの割安な料金で新しいiPhoneを利用することも可能だ。ただ、MVNO各社が扱うiPhoneは、今のところ、いずれもiPhone 6sやiPhone SEなど、旧機種に限られており、最新のiPhone XS/XS Max/XRは購入することができない。
では、最新のiPhone XS/XS Max/XRをどこで購入するかというと、アップルから直接、購入することができる。アップルからiPhoneを購入するには、2つの方法がある。ひとつは全国8カ所にあるApple Storeで購入する方法。もうひとつはアップルのWebページから購入する方法だ。
Apple Storeは7月にオープンしたばかりの京都をはじめ、表参道や新宿、銀座、名古屋栄、心斎橋(大阪)、福岡天神、仙台一番町があり、iPhoneやiPad、Mac、各種アクセサリーなどが販売されている。もちろん、最新のiPhoneも展示されており、在庫があれば、その場ですぐに購入できる。Apple Storeでは主要3社と契約したり、機種変更の手続きも可能だが、MVNO各社で利用するときはApple Storeで「SIMフリー版」を購入する。
また、アップルのWebページから購入する場合は、自動的にSIMフリー版を購入することになる。購入手続きをして、自宅などに配送してもらうだけでなく、商品を確保して、Apple Storeの店頭で受け取ることもできる。ちなみに、送料は無料となっており、支払い方法はクレジットカード、Apple Storeギフトカード、代金引換、 銀行振込、コンビニ払込みなどが利用できるほか、現在は12回払いの金利0%のショッピングローンなども利用できる。
また、主要3社で購入したときに契約できる補償サービスは、アップルが「AppleCare+」を提供しており、iPhone XSの場合、2万4624円(税込)で加入できる。AppleCare+に加入しておくと、過失や事故によって、端末を損傷したとき、割安な料金で修理が受けられる。AppleCare+は端末の購入から30日以内に加入しなければならないので、AppleStoreやオンライン購入時に加入しておくのがおすすめだ。もし、加入を忘れてしまったときは、アップルに電話で申し込むこともできるが、これも購入から30日以内という期限があるので、忘れないように手続きをしておきたい。