◆高橋晋平の憂鬱な月曜日を楽しくする研究会【月曜の憂鬱が晴れる感涙動画】
日本には、休日明けの月曜が嫌いな人が多すぎる……。その現状を改善するため、月曜日を楽しくしたい人のコミュニティ「月曜クラブ(通称:月ク)」が立ち上がりました。この連載では、月曜日の憂鬱を減らし、一週間を楽しく過ごす方法を研究、紹介していきます。
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今回は、涙活プロデューサー、寺井広樹さんに、涙の力で月曜の憂鬱を晴らすヒントを聞きました。
高橋(筆者):寺井さんは「涙活」という、涙を流す活動を推進されているとのことですが、始めたきっかけは何だったんでしょうか?
寺井(敬称略):もともと私は、離婚式というビジネスを2009年からやっていました。つまりは結婚式の逆で、離婚をされる夫婦を対象に、ご家族やご友人の前で「再出発の決意」を誓い合う式なんですね。その離婚式の中では、新郎ならぬ「旧郎」様が、たいがい号泣するんです。思い出のスライドを流しているときに泣きがちで、奥様は全然泣かない(笑)。で、男性が号泣した後は、何かすっきりした表情に変わるんです。それを見て、涙ってパワーがあるのかな、と思ったんです。それである本を調べたら、涙を一粒流しただけで、ストレス解消効果が1週間続くと書いてあったんです。
高橋:涙一粒で1週間も!?
寺井:それで、私もYouTubeで、「泣ける」とかで検索していろいろな動画を見てみたら、本当に久しぶりに泣いて、ものすごくスッキリしたんです。涙の力はすごい! となって、いろいろな人にこの力を伝えたいと思い、みんなで集まって泣く「涙活」というイベントを2013年に立ち上げました。月に一回、参加費無料で、泣きたい人に集まってもらってみんなで泣いています。主には、上野の御徒町にあるセロトニン道場というところでやっていますね。興味がある人はぜひ来てみて下さい。
高橋:なるほど。そのイベントもぜひ参加してみたいですが、今回は、全国の月曜日が嫌いで苦しんでいる人に特に向いている、YouTubeで見られるおススメの泣ける動画を教えていただけないでしょうか。それこそ日曜夜とか、月曜朝に見たら泣いてスッキリして、働く人が月曜でも元気になれる動画を知りたくて。
寺井:働く人向けということでは、まず、「THE LAST TRAIN」というCM動画をご紹介したいです。これは、退職する駅員さんの勤務最後の一日のストーリーなんですけど、仕事でもやもやしている人にはおススメですね。
高橋:わかりました。早速見たいですね。検索して動画を出してみましょう。
寺井:(泣)
高橋:え⁉ ちょっと待って、もう泣いてるんですか?
寺井:思い出して泣いてしまいました。
高橋:早すぎでしょ。再生しますね。
寺井:いかがですか?
高橋:いや……、感動する内容だと思いますけど、寺井さんの泣きの早さが気になって全然入ってこなかったな。家でもう一回1人で見たいです。