スポーツの秋というように運動会といえば秋に行なう行事と思う人が多いだろう。地域によっては昔から春先に開催していたという学校もあるが、最近、厳しい残暑による熱中症などを予防するために春先に行なうという学校が増えている傾向にあるという。さて、そんな運動会だが、父親として参加した場合、主役である子供の目にはどんな風に写っているのだろうか。そこで今回、全国の小学1年生~6年生男女500名を対象にした「運動会での父親に関する調査」を見てみよう。
運動会に来るお父さんの嫌な見た目&行動ランキング
運動会にくるお父さんの嫌な見た目や行動を聞いたところ「お腹が出ている」が1位で「太っている」が2位だった。1位と2位はほぼ同じ意味合いなので、小学生は圧倒的に〝ふくよかな体型〟の父親を嫌っている結果といえるだろう。また、3位には「服装がダサい」というファッションについての指摘もある。イマドキの小学生は結構、シビアな目で父親のことを見ているようだ。
運動会に来てほしいと思うお父さんはどんな人?
では、小学生たちが運動会に来てほしいと思うお父さんはどんな人なのだろうか。全体で最も多かった回答が「かっこいい」59.8%、次いで「足が速い」56.0%となった。学年別で見ると、小学1年生~6年生の全てが「かっこいい」「足が速い」が半数を超える結果となっている。上位2つの結果から、運動会名物ともいえる保護者リレーなど、お父さんが運動会に参加する競技を楽しみにしている小学生も多いのではないだろうか。逆に普段はだらしなくても運動会で足の速さを発揮するのなど、ここぞとばかりに本気を見せることで、子供からの株は一気に上昇する可能性もあるといえるだろう。どちらにせよ憧れの存在で見られ続けるには、それなりの努力が必要なのだ。
文/編集部
※記事内のデータ等については取材時のものです。