出品の時間=目に留まるタイミングが最重要!
「平日であれば通勤、ランチ、帰宅後の21~23時など、ビジネスパーソンがスマホをよく使っている時間帯、また大雨など悪天候の休日が狙い目です」(川崎さん)。大型連休中は売れ行きが悪いのでご注意を。
タイトルは40文字をフルに使って目につく言葉を並べる
検索によるヒット率を高めるには、40文字をフルに使うことが重要だ。「商品名に加えて、【値引OK】【希少】【新品】というキーワードは目に留まりやすく、同じ商品が多数掲載されている場合、こちらのほうが売れる確率もグンと上がります」(山口さん)
夏にあえて冬物を売ろう!シーズン逆張りはライバルが少ない
季節に合うアイテムの出品がメルカリ攻略の基本だが、季節外れに出品するとライバルが少ない。新しい出品なら検索でも目に留まりやすい位置に表示されるというメリットもある。例えば夏に暖房器具もありだ。
2~3日売れなかったら再出品してみよう
出品された商品は「新着」としてトップページの上に掲載されるが実は約50%のアイテムは、出品から24時間以内に売れているという。「ですので、何日もたってから値下げするより、一度アイテムの登録を削除して、新たに出品するのが得策。再び目に留まりやすい新着アイテムになりますから」(川崎さん)
タイトルを【割引OK】として若干高く出品。その後2割引きにして買い手を落とす!
「メルカリの取引では値下げの要望が必ずといっていいほど来ます。ですので、例えば自分の希望額が5000円なら、タイトルに【値引OK】として6000円で出品します。商品にもよりますが2割増しぐらいが良いでしょう。値下げ交渉が成立すると購入者はそれだけで気持ちよくなり購入に至ります」(山口さん)。こういった交渉も心理戦なのだ。
手放す理由も実は重要!
「商品が正規品か、またそうならばなぜ出品されたのかを購入希望者は知りたくなります。例えばトレーニング器具や教材を『挫折した人から』という理由では買う気がしません。『目標に到達したのであなたもぜひ!』など、説明文はポジティブに書いたほうがグッと魅力が増します」(SHOPUUさん)
取材・文/安藤政弘