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熱中症予防の水分補給は「点滴飲み」が効く!?

2018.08.17

まだまだ続く猛暑。熱中症予防に水分補給は欠かせない。しかし、ただごくごく飲めばいいというわけではないらしい。医師は「点滴飲み」を推奨しているのだ。一体、どんな飲み方なのか。またスポーツドリンクの新ジャンルがあるらしい。この時期のドリンクの選び方と飲み方について紹介する。

熱中症予防のための正しい水分補給の仕方

毎日の何気ない水分補給は、より効果的な飲み方があるのだそうだ。河村循環器病クリニック院長の河村剛史先生は、「水分とミネラル補給は、一気に行っても血液内に吸収されたときにしか効果がありません」と話す。

実際、医療の現場では、脱水症状のある患者に対して500ccの輸液を1時間かけてゆっくり点滴する。急速な輸液は、血液が薄まり血液の浸透圧の低下が見られ、脳下垂体から利尿ホルモンが分泌される。その結果、尿量が増加し、水分の補給が帳消しになる「水利尿」という現象を引き起こすと言う。

そこで河村先生は、熱中症予防の水分摂取は「点滴飲み」を勧める。

「点滴飲みは、少しずつ継続的に飲む方法。時間をかけて、一口ずつ、頻回に飲み続けます。意外に知られていませんが、熱中症は発生した当日の水分とミネラル不足から起こるのではなく、数日前からの不足が原因で発生します。常日頃から意識的に水分、ミネラル補給を心がけてほしいと思います」

また自分では摂取できていると思っても、十分に摂取できていないこともあるようだ。

「十分に水分補給ができているかの目安は、2~3時間おきにトイレに行き、過剰な水分を排泄できているかどうか。トイレに行かないのはすでに脱水症のサインです」

熱中症予防のドリンクはミネラル入りのもののほうが良い?

ところで、なぜ熱中症予防には水分とミネラルを含んだものがいいのだろうか?

「発汗によって血液内から水分とナトリウムが失われるためです。とはいえ通常は水分摂取のみで問題はありません。近年、食事からのナトリウム過剰摂取が言われており、大量の発汗によるナトリウム喪失の影響は少ないためです。むしろ、発汗は血液内から過剰なナトリウム排除ができる絶好の機会です。

ただし、発汗によって同時にマグネシウムも喪失し、筋肉の痙攣(こむら返り)の原因となることもあります。この対策としてはコンスタントに水分とミネラル分を補給することが効果的です」

水分とミネラルを同時に含むものに、“ミネラル入りむぎ茶”がある。河村先生によると、すでに研究により、血流を改善する効果、及び運動時の血圧上昇を抑制する効果があることが分かっているという。

「ミネラル入りむぎ茶は熱中症対策に効果的で、水分・ミネラル不足による血液のドロドロ状態が引き起こす心筋梗塞、脳梗塞などを防ぐ手段としても有効です」

ちなみにむぎ茶は江戸時代から暑さ対策ドリンクとして使われてきたといわれている。当時は「むぎ湯」と呼ばれ、夏の風物詩として使用されてきた。江戸で出版された「本朝食鑑(ほんちょうしょっかん)」という書物では、むぎ茶について「気分を穏やかにし、血を涼にし、つかえを消し、食を進める」とふれられているという。

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