車内で色が濃くなる新レンズが登場！「調光レンズ」が地味に進化を遂げていた

調光レンズの素朴なギモン

続いて、調光レンズにまつわる素朴なギモンをパリミキ・メガネの三城の担当者に尋ねてみた。

調光レンズには、普通のサングラスと同様に、黒・グレーや茶色など色が複数ある。カバーできる紫外線量など、何か違いはあるのだろうか。ちなみにトランジションズ エクストラアクティブはグレーとブラウンの2色展開だ。担当者に尋ねると、「基本的に同等」だと言う。色についてはファッションコーデなどから選んでもいいかもしれない。

また、「偏光レンズ」というものもあるが、これと調光レンズとはどう違うのか。

「調光レンズは、普段使いのクリアレンズに紫外線に反応して色が変わる機能を付加したものです。一方、偏光レンズは、サングラス（色付きレンズ）に雪道や水面からの照り返し、乱反射をカットする機能を備えたものです」

偏光レンズはより視界をクリアにしてくれる。実際、釣りなどで水面を見たいときや対向車からのギラつきなどが気になる運転中などのときに重宝するものだ。レンズはシーンに応じて使い分けが大事といえそうだ。

【取材協力・画像提供】
パリミキ・メガネの三城

取材・文／石原亜香利