SNSで最近話題になっている「豆乳アイス」。キッコーマンの豆乳飲料を凍らせて食べるものだ。実はこの豆乳アイス、キッコーマン飲料によるとパッケージのまま凍らせる想定外のアイデアだったという。その率直な感想や、より美味しい食べ方などを担当者に聞いた。
想定外の食べ方提案にびっくり!
今年5月以降、豆乳飲料シリーズを紙パックごと凍らせてアイスにして食べるのがTwitterやInstagramなどのSNSでブームになっている。これについて、販売元のキッコーマン飲料の担当者はどのような感想を持ったのだろうか。チルド営業本部の荻生康成氏は次にように話す。
「大変驚きました。4月30日に、SNS上で一般の方によるひとつの投稿がまたたく間に拡散されました。投稿の内容は、当社の豆乳飲料『バニラアイス味』をパッケージのまま冷凍庫に入れて、アイスにして食べるのが“最近のマイブーム”だ、という内容でした。
実は、弊社はそれより前の段階で、5月9日の『アイスクリームの日』に向けて、豆乳飲料を製氷皿などを使って凍らせる食べ方の提案をする計画で準備をしていたのです。ところが、ゴールデンウィーク中に一般の方による投稿が話題になっているのを発見し、大変驚きました。もちろん想定外のことでしたが、お客様の発信力に優るものはありませんので、むしろラッキーだったというのが正直なところです」
ちなみにキッコーマン飲料では、豆乳飲料を紙パックのまま、一般的な冷凍庫で冷凍しても、破裂したり中身が漏れたりする可能性はほぼないことを、専門機関で実験してもらい確認しているそうだ。
また、豆乳アイス特設ページが用意されており、そこでは社員に人気の味ランキングまで紹介されている。ちなみに1位はバナナ、2位はバニラアイス、3位はマンゴーだ。すでに30種類以上ものフレーバーがあるため、全部試してみたくなる。