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クルマ好きじゃない若者もハマる国産旧車の魅力

2018.08.12

2018年8月3日~5日に自動車文化とヘリテージカーの祭典「AUTOMOBILE COUNCIL 2018」が幕張メッセで開かれた。日本車・輸入車メーカーとヘリテージカー販売店などが出展し、往年の名車と最新モデルが一同に並んだ会場は多くの愛好家たちでにぎわっていた。

しかし、20代の筆者はあまりクルマに興味がない。近頃よく言われる「若者のクルマ離れ」という言葉がまさに当てはまる人間だと思う。一昔前の若者が抱いていたクルマに対する「憧れ」や「目標」といったイメージは自分の中になく、クルマは「単なる移動手段」に過ぎないと、割り切って考えがちだ。

地方に住んでいた時は「移動のためにクルマが必要」だから乗っていたが、都会で生活している今は「電車やバスの移動で十分」なので乗っていない。筆者にとっては値段が高すぎるというのが最大の理由だが、正直、会場に並んでいたクラシックカーに何百万、何千万円という金額を払うことは想像できなかった。また、クルマを買う機会があるなら、維持するのが大変なクラシックカーよりも「機能性」を重視したクルマを選ぶとも思う。

だが、そんな筆者でも会場に並んでいたクルマの中に「かっこいい」、「オシャレ」と感じる旧車があったのだ!

ジープ型以外で世界初の量産4WD車「レオーネ4WD ・エステートバン」

その1つが、スバルの「レオーネ4WD・エステートバン」である。デザインの好き嫌いはもちろん人それぞれあると思うが、個人的には少し角ばった「昔ながらのクルマらしい」デザインにひかれた。

「レオーネ」は「レガシィ」や「インプレッソ」の基幹車種として約20年に渡って活躍したモデルとして知られている。その中で「レオーネ4WD・エステートバン」は「積雪地の走破性と、快適性を備えたクルマがほしい」という東北電力の依頼に、宮城スバルが応えた「1300Gバン4輪駆動車」がきっかけとなり、1972年に「ジープ型以外で世界初の量産4WD車」が誕生した。

トヨタ車初の海外生産が行われた歴史的名車「トヨペット コロナRT40型」

もう1台気になったクルマはトヨタの「トヨペット コロナRT40型」。このクルマも「クルマと聞いてイメージしやすい」デザインで、レトロで趣のある雰囲気にひかれた。

「コロナ」はファミリータイプの乗用車で、トヨタ車として初めて日本国外でも生産された車種として知られる。その中で1964年に生まれた「トヨペット コロナRT40型」は国内、輸出の両面で大成功を収めトヨタの主力となったばかりか、技術レベルを一気に国際水準まで引き上げることになった、歴史上重要なモデルである。

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