「平日に子どもと一緒に過ごす時間」もっとも短いのも日本の父親
次に「父親が平日、子どもと一緒に過ごす時間」についてだが、仕事で帰りが遅いせいか、日本の父親がもっとも短く、6割が「2時間未満」。帰宅時間が21時台以降の日本の父親の6割は、子どもと過ごす時間が「1時間未満」である。休日は、日本の父親の6割以上が「10時間以上(睡眠時間を除く)」子どもと一緒に過ごしている。
日本の父親が育児の中で「週3日以上」行うのは、「外遊び」16.1%、「室内遊び」33.7%、「寝かしつけ」31.2%という結果だった。子どもとの遊びの頻度は、4ヶ国の中でもっとも低い。
子どもの平日の就寝時間は、日本は「21時頃」中国は「21時半頃」インドネシアは「20時頃」フィンランドは「20時半頃」がピーク。帰宅時間が早く、「16時台」がピークであるフィンランドの父親は、子どもの就寝時間が早くても、子どもとの遊びに日常的にかかわることができる。