突然だが、「脂質異常症」という病気をご存知だろうか?
脂質異常症は、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの危険因子になると言われ、発作の起こり方次第では後遺症が残るだけでなく、命取りにもなりかねない。また、症状として現れにくいため、気づかないうちに動脈硬化が進行してしまう可能性もある。
厚生労働省が公表した最新のデータである、平成18年の「国民健康・栄養調査結果」によると、脂質異常症が疑われる人は推計4,220万人もいるとされ、意外にも身近に潜んでいる病だということが分かる。
出典: http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/04/h0430-2a.html
今回、そんな脂質異常症の危険性と共に、日常で簡単に取り入れられるオリーブオイルによる対策法を紹介しよう。
脂質異常症とは?
脂質異常症とは、次のいずれかの状況が見られると診断される病気のこと。
▶悪玉コレステロール(LDL)の上昇
▶中性脂肪の上昇
▶善玉コレステロール(HDL)の低下
脂肪は5大栄養素のひとつであり、細胞膜やホルモンの材料になるなど、体を構成するために欠かすことができない栄養素。また、体を動かすエネルギー源としても重要な役割を果たしている。
しかし、脂肪は多すぎると動脈硬化や肥満などの悪影響を及ぼす。一方で、少なすぎた状態でも正常な役割を果たすことができない。つまり、正常な脂肪量を維持することこそ、健康維持のためには大切なのだ。
脂質にはいくつか種類があり、「悪玉」コレステロール(LDL)や中性脂肪が上昇しすぎた状態、あるいは善玉コレステロール(HDL)が少なすぎる状態を「脂質異常症」と呼んでいる。
脂質異常症対策にはオリーブオイルが最適!その理由とは…
オリーブオイルに70~80%含まれる「オレイン酸」。不飽和脂肪酸であるオメガ9系脂肪酸の1つで、「悪玉コレステロールを増加させず、善玉コレステロールは減少させない」というコントロール的な働きをするため、脂質異常症の動脈硬化対策に推奨され、加えて、便秘解消にも効果的だとされている。
オレイン酸が豊富!オリーブオイルで始める健康対策
① アブラを切り替える
脂肪はエネルギー源として重要なものだが、近年、加工食品の中に「見えないアブラ」として含まれ、無意識に脂肪を過剰摂取してしまっていることも指摘されている。
一方で、「見えるアブラ」=調理用のオイルは、健康を意識したものに切り替える人も多い。まずはこの「見えるアブラ」をオリーブオイルに切り替えて、脂質異常症対策の一歩を踏み出してみてはいかがだろうか?
②朝食に毎日“大匙1杯”を習慣化
毎日の食生活に取り入れるなら、ルーティン化しやすい朝食に組み込むのがベター。
例えば…
・パンにかける
・味噌汁に入れる
・納豆に入れる などなど…
健康志向で選ぶ 日本オリーブの商品
オリーブオイルにおけるオレイン酸の含有量は、同じ品種でも栽培地域の気候や土壌によって変化するというのが通説。しかし、品種特性として、世界一の産地であるスペイン・アンダルシアで多く栽培される「ピクアル種」は、オレイン酸・トコフェロール・ポリフェノールの含有量が高く、安定した品質のオイルが取れるとされている。
商品紹介
「有機栽培エキストラバージンオリーブオイル ブレンド」
スペイン・アンダルシア州で育てられたピクアル・ピクード・オヒブランカ・アルベキーナ4品種のブレンド。りんごのようなフルーティフレーバーを中心に、甘みや、かすかなフローラルアロマが感じられ、さらにわずかな辛みと苦みがアクセントとなった風味が特徴。
容量・税抜価格 :各 180g 1,000円(+税)/
450g 2,000円(+税) 発売日 :2018年3月1日(木)
販路:岡山県牛窓町の自社農園「牛窓オリーブ園」内にある売店「オリーブショップ」 通信販売(オンラインショップ・電話でのご注文)、岡山髙島屋 6F オリーブマノン、その他直営店
詳細URL:https://www.nippon-olive.co.jp/fs/ushimado/10093
構成/こじへい