クモハ169-6が大変身
169系S52編成のうち、クモハ169-6は2013年7月25日、軽井沢旧1番線に移り、ホームの改修工事を経て、秋から保線作業用モーターカー、EF63形2号機、EC40-1とともに静態保存されていた。
その後、クモハ169-6は駅構内に新設された、「森の小リスキッズステーション in 軽井沢」に移転。YELLOW KIDS DENSHA 169(略称「YKD169」)という、子供向けのコーナーに改装され、2018年3月23日にグランドオープンした。入場券もしくは、乗車券+100円(2歳以上)で入場できる。
エクステリアは湘南色から黄色に塗り替えられたほか、横文字のレタリングを添えた。前面の種別幕は「急行」を掲示している。
インテリアはプラレールで遊べるプレイルームと、シアターが設けられた。また、車両の左隣には、無料で利用できるすべり台を設けた。
北陸新幹線軽井沢駅上りホームからでも、クモハ169-6が眺められる。
なお、森の小リスキッズステーション in 軽井沢は、2018年9月30日まで、入場料は無料。軽井沢の観光スポット、もしくは道中の寄り道など、1度立ち寄ってみてはいかがだろうか。
取材・文/岸田法眼