■連載/ムッシュ・フジタの5分でできるおつまみレシピ
いよいよ今年も夏が近づいてきました。そうなると、食べたくなるメニューというのも出てきますよね。そこで今回は、夏の風物詩そうめんです。ただ、普通にそうめんを湯がいて、めんつゆに浸けて食べるのは物寂しいもの。そんな時に提案したいのが、“トッピングのバリエーションで食べ方を楽しむ”です。料理とは、少しトッピングを変えることで和食が洋風に変わったり、中華風に変わったりすることが多くあります。今回は、そうめんにトマトとオリーブオイルを加えることで、イタリアンパスタ風に変化させます。冷製パスタのそうめんバージョンとも言えるでしょうか。あっさりした味わいにオリーブオイルの風味が食欲をそそりますよ。暑い夏にお勧めの一品です。
それでは、作り方を紹介しましょう。
用意する食材はコチラ!
『トマトそうめん』
-材料- 原価
・そうめん 1束(20円)
・トマト 1/2個(50円)
・青ネギ 1/8個(20円)
・みょうが 1個(70円)
・めんつゆ 80cc
・おろししょうが 少々
・オリーブオイル 少々
※鍋にお湯を沸かしておく
(材料費 約160円。調味料は材料費に含めず)
それでは、お料理タイムアタック、スタート!
【0:00スタート】
1、トマトを1cm角程度の角切りにする。
★POINT
トマトが崩れて切りづらいという方が多いと思います。トマトを上手に切るコツは、しっかりと刃先をスライドするように使うこと。トマトは表皮だけが切りづらいのですが、そこに包丁の刃が入ればあとはスッと切れます。押し潰さないように、しっかり包丁の刃で切ることを意識しましょう。もしくは、包丁の刃の研ぎ具合を良くすることも改善策の1つです。
【1:00経過】
2、青ネギは小口切りにする。
★POINT
青ネギは、『ちゃんと切ってるつもりでも繋がってしまっていた』という方が多いと思います。そういうときも、包丁のスライドが足りない場合が多いです。包丁は日本刀と同じく刃物です。押しても切れません。刃先が当たった状態で接地面を食材に当てながらスライドさせることが重要です。また、まな板が目減りして凹んでいる場合もネギが繋がってしまう原因です。その場合はまな板の買い替え時ですよ。
【1:30経過】
3、みょうがは薄くスライスする。