企業のペーパーレス化は進んだが、本当に必要な書類を保存するための個人のファイルの需要は増えている。細かい部分にまで気が利いたファイルが揃うので、自分の使い方に合うタイプを見つけよう。
自分の目的に合わせてファイルをうまく活用する
ここ数年、進化したファイルが続々登場。「細かいニーズに応える商品が数多く出ているので、自分がファイルを使うシチュエーションをしっかりとイメージしてから選んだほうが、ストレスなく使えます。デスクで使う人は収納力や検索性を考えて選ぶほうがいいでしょうし、携帯する人はサイズ感や、カバンからの出し入れで引っかかりがないかなどもチェックすべきです」と北澤孝之さん。
デスクワークの人には、書類を入れたクリアホルダーをまとめてファイリングできる商品が便利。営業職の人には、最近人気の二つ折りにできて、しかも折り目がつかないファイルを薦める。
「ファイリングした書類は、数か月に1回程度でいいので、まだ必要な書類かどうかをチェックして整理すると、ファイルをより効率よく使えると思います」
取り出す手間を省いて書類に書き込める
キングジム『クリアーファイル「カキコ」』20ポケット600円・40ポケット900円
資料を見やすく保管しておけるクリアファイル。通常は袋状だが、これは上下に付いたフラップで書類を挟むスタイル。追加の文字を書き込みたい時に、取り出さずに書けて便利。
必要なクリアホルダーをまとめて収納
コクヨ『クリヤーホルダーファイル〈KaTaSu〉』450円
クリアホルダーを差し込むだけなのに、しっかりホールドし、パラパラとめくって見ることができる。KaTaSuシリーズのクリアホルダーが1枚付属。市販の商品でも使える。