保存しておきたい資料やメモを、手軽にデジタル化できるデジアナ文具やデジタル機器。これらをうまく活用して情報を一元化できれば検索性が上がり、仕事効率がさらにアップする。
情報の蓄積が簡単にできるクラウド連携がポイント
アイデアを書き込んだメモがどこにいったかわからない。そうやってメモを探す時間がもったいないと話すのは、データをクラウドに一元化している舘神龍彦さん。
「私の場合はパソコンやポメラで作成したデータはDropbox、メモはEvernoteに一元化しています。それらをパソコンや『iPhone』でいつでも見られるようにしているので、探す必要がありません。保存先が一元化できる安心感はデジタルならでは。ノートに記入してデジタル化する仕組みも、今ではワンアクションでできるなど、便利になっています。最近では音声入力の精度が上がってきたので、散歩中や自転車を利用している時などには『Apple Watch』のEvernoteアプリで音声入力し、テキスト化して保存することもあります」
手書きが多いか、タイピングが多いかで、使うツールを選びたい。
スマホをかざすだけでスキャン完了!ホワイトボード感覚で半永久的に使える
ROCKETBOOK『Everlast Notebook(エバーラストノートブック)』
手帳サイズ 4980円
ノートマニアの2人の米国人が開発したノート。パイロット製『フリクション』ペンで書いたメモを簡単に消せて、何度でも使える。専用アプリがQRコードに反応して一瞬でページを読み取る。
[デジタル化]「Rocketbook App」アプリと連携し、カメラ撮影
[保存先]Evernote、Dropbox、Google Drive、OneDrive、Slack、メール送信も可能
ページ下の7つのマークそれぞれに、スキャンデータをどこに送付するかを設定できる。
何度も消して使える!
書いたメモはウエットティッシュなどで簡単に消せる。繰り返し1000回は使えるので、この1冊にメモを集約できる。