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医師が風邪を引きかけた時にやっている3つの対処法

2018.06.17

■医師がやってる風邪を引きかけたときの対策3つ

1.身体を温める

「体の免疫機能は、37度ぐらいが最も良く働くといわれています。実際、体温が35度と37度を比較すると、白血球(自分の免疫細胞)の活動量(活発さ)が十~数十%上昇するといわれています。ただ、体温が38~39度になると、逆に白血球の活動量は減少していくため、温めすぎには注意してください。寒気がしたら、服を着込んで体温を上昇させ、汗をかき、暑くなってきたら少し脱ぐほうがいいです」

2.お酒をごく少量飲む

「喉が痛くなり始めは、ごく少量ですが、お酒を飲むと早くよくなることがあります。ただし、これは完全に個人的な印象です。お酒といっても、ウイスキーやバーボンなど、アルコール度数が40度前後の濃度の高いお酒に限ります。よくお酒で喉を消毒するといわれる方がいますが、まさにこのことです」

3.葛根湯を飲む

「これは一番効果があると思います。なんで医者は、こんなに風邪の患者さんを見ているのに、風邪をひかないで毎日仕事しているの?と思われている方も多いかと思います。実は自分たちもよく風邪を引きます。年に数回、多い年は5~6回ぐらいは、風邪を引いていると思います。

ただ、風邪を引いても、いかに熱を出さないようにして、軽症で済ませるかということを心がけています。葛根湯を飲むと熱が上がらず、症状も軽く済むことが多いです。飲み始めてから発熱することがほとんどなくなりました」

(取材協力)
医師 筋野 恵介先生
埼玉医科大学病院 感染症・ER科 助教。海外・国内の感染症の治療・抗菌薬の適正使用の指導等が専門。ER科にも所属し、内科・外科・整形外科等の救急疾患治療に従事。現在はのぞみクリニックに勤務。
http://www.nozomiclinic.jp/

取材・文/石原亜香利

※記事内の情報は取材時のものです。

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