健康機器メーカーのフジ医療器は、超短波による身体の深部をあたためる作用が大きくなった低周波・超短波組合せ家庭用医療機器「ヘルスウェーブIII SW-700」(以下、SW-700)を発売した。メーカー希望小売価格は34万8000円(税抜)。地域家電販売店などの特定取引先を通して販売される。
深部加温の作用が大きくなった「超短波治療」
SW-700は、超短波出力を12Wに上げたことで身体の深部をあたためる作用が大きくなった。超短波治療は、身体の奥深くから心地よい温感で深部まであたため、血行をよくし、筋肉痛や神経痛を緩解する。また、筋肉のコリや疲労回復効果、胃腸の働きを活発にする。2つの導子を使って離れた箇所でも効果的に治療することが可能だ。
低周波特有の刺激感が緩和された「低周波治療」
『SW-700』の低周波治療には「リアルタイム定電流制御方式」を採用し、低周波特有の刺激感を緩和している。これにより、チクチクとした体感が苦手な人にも使いやすくなった。治療部位や用途に合わせたプログラムは、肩・腰・膝・神経痛(TENS)、トレーニング(EMS)、急痛(MCR)の6種類が用意されている。
低周波治療は、周波数の低い電流刺激で身体を心地よくもみほぐし、筋肉のコリや神経痛の痛みをやわらげる。また、筋肉を刺激する動きは、働きの悪くなった筋肉を動かすトレーニング効果や、血行を促進し疲労を回復させる効果が期待される。2つの治療導子で2か所同時の治療が可能で、粘着パッドは使う部位に合わせて選べるMサイズとLサイズを付属している。
見やすく操作しやすい操作パネル
超短波治療と低周波治療の操作位置を上下に、超短波治療と低周波治療の出力口は製品本体の下部にそれぞれ2つ設け、出力レベルをそ調節することができるため、確実な操作が行なえる。
本体寸法/約幅282×高さ417×奥行き281mm、約3.7kg
医療機器認証番号/230ACBZX00005000 (管理医療機器)
超短波治療法の効果/疲労回復、血行をよくする、筋肉の疲れをとる、筋肉のこりをほぐす、神経痛・筋肉痛の痛みの緩解、胃腸の働きを活発にする
低周波治療法の効果/肩こりの緩解、麻痺した筋肉の萎縮の予防、マッサージ効果
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構成/編集部