不慣れなアウトドアで手早く調理し、後片づけまでこなすというのは、BBQビギナーにとってなかなか高いハードル。そこで、オススメの3つのグリルで実際に同じメニューを調理し、使い勝手をテストしてみた!
【 今回調理したのはコレ!】
肉厚ステーキとグリル野菜にガーリックソースを添えて。
キャンプらしい炭火グリルか自宅気分でガスグリルか
「BBQグリルに求められるのは、炭の燃焼効率の良さや火力調整の行ないやすさ、携帯性の高さなど。そういった意味で実はBBQで最も優れている道具は七輪なんです。長い歴史があるだけに製品の機能はお墨付きですね」
SOTOの『デュアルグリル』は、そんな七輪のよさを踏襲しつつ、現代版に仕上げたもの。
「網の高さ調整機能やフッ素加工済みのプレートを備え、後処理も簡単。より炭火調理が楽しくラクにできます。こういった小型グリルの登場で、自宅でBBQを楽しむ人も増えています」
一方、カセットガスを燃料に使うイワタニの新作も便利だ。
「炭火はハードルが高いという人はガスから入るのもあり。自宅のキッチン感覚で調理できるし、肉を焼きながら横でお湯を沸かせるなど使い方が幅広い。炭火モデルとW使いが最強ですね」
《 キッチン感覚のガスグリル 》
イワタニ『フラットツイン・グリル』3万円
カセットガス2本を装着できる2WAYガスグリル。食材を焼くプレートの下にはごとくが備え付けられ、バーナーとしてフライパンや鍋調理もできる。「火元のバーナーヘッドが下に沈み、風の影響が少ないのもいい!」
●サイズ:幅627×高さ409×奥行き439mm、7.7kg
収納時の厚さはわずか約15cm。「設営時間はなくフタを開ければその瞬間から使えます」