東芝は最大7chの全録に対応したレグザサーバー「DBR-M3007/M1007」の後継機として「レグザタイムシフトマシンDBR-M4008/M2008」を2018年6月下旬より発売する。価格はオープン価格。予想実勢価格は容量4TBの「DBR-M4008」が約13万円、2TBBの「DBR-M2008」は約9万円。
レグザサーバーから商品名を改めた新商品レグザタイムシフトマシンは、視聴可能時間に応じて絞り込んで番組を選ぶことができる等、従来の時短機能をより進化させた。また、レグザタイムシフトマシン用にカスタマイズされた「スマホdeレグザ」機能注1により、スマートフォンの過去番組表、録画リスト、時短リストで番組を選んでテレビまたはスマートフォンで時短再生を楽しめる。
タイムシフトマシン専用エンジン「R-2」(レグザレコーディングシステム)搭載で市販のブルーレイディスク再生時等でも止まらない全録(最大7ch)を実現
録り逃しをなくす究極のレコーダーとして全録機を業界に先駆けて開発してきた同社は全7chを全録している間に市販のブルーレイディスクを再生しても全録を止めることなく実行できるように専用のエンジンを搭載している。また、全7chのタイムシフト録画設定をしてもタイムシフト録画を実行していない空き時間は最大3番組の同時録画が可能だ。
「録る」「探す」「見る」「残す」の全機能で「時短」を実現
タイムシフト録画や自動録画を活用すれば予約する時間を時短できるだけでなく、時短リストに好きなジャンルやキーワード、人物を設定しておけば、該当する番組が録画されるたびに更新されるため、番組を探す手間も時短できる。また、録画された番組はチャプターを選択し、自動スキップ再生する「らく見」や更に1.3倍速で再生する「らく早見」に対応。番組の内容を省略することなく時短で楽しめる。さらに、番組の保存やダビング時におまかせ保存・おまかせダビングを使用すれば、面倒な編集作業も省いて「らく見」で再生された部分だけをディスクなどにダビングできる。
スマートフォンでの使い勝手が大幅に向上した「スマホdeレグザ」
これから行なう操作の内容を「放送中番組を見る」や「録画番組を見る」、「過去番組表から見る」「番組を持ち出す」といったわかりやすいメニューから選択が可能。番組の視聴先をテレビにするか、スマートフォンにするかの選択や時短コースの選択ができ、テレビで視聴していた番組の続きをスマートフォンで視聴することや、逆にスマートフォンで視聴していた番組の続きをテレビで視聴することもできますので、より実用的な使い方ができるようになった。
また、スマホ優先モードで録画やスマホ高画質・スマホ長時間画質でタイムシフト録画しておけば、番組終了と同時に番組をスマートフォンに持ち出せる。編集後などで持ち出し変換が必要な場合でも最大3倍速の高速変換が可能になり持ち出すまでの時短も実現させた。さらに、番組表だけではなく予約ランキングからの予約にも対応。人物名から予約したい番組や視聴したい番組を簡単に選択することができるなどスマートフォンでの使い勝手が大幅に向上している。
手持ちのスマートフォンをプライベートテレビとして使用したり、スマートフォンだけでリモコン操作することもできるため、今までにない利用シーンを楽しめる。
また、本機を購入すると、ずっと使えるDiXiM Playのアプリライセンスキーを無料で提供(2019年6月末までに使用してアクティベーションする必要があり)されるため、気軽に使うことができる。