3.浴室・洗面所のニオイ
梅雨時の浴室・洗面所も厄介だ。もともと湿気が多いことから、梅雨はさらにこもりぎみになり、細菌が繁殖しやすくなり、ニオイもきつくなる。特に排水口には皮脂や垢、石鹸の残りかすなど、細菌のエサになるものが多く、さらにカビも生えやすい。ぬめりには細菌の死骸も含まれ、カビも発生しやすい。
【対処法】
・排水口の掃除をするときに、熱湯やエタノールで殺菌する。パイプ洗浄剤・カビ取り剤も可。
・入浴後は、細菌のエサとなる皮脂、垢、石鹸の残りカスなどを浴室の壁や天井に残さぬよう、お湯で流し、最後に冷水をかけて温度を下げる。壁の水滴は拭き取っておくと尚良い。その後はしっかりと換気し、湿気を除去する。
4.布団のニオイ
布団にも汗や湿気がこもりやすく、体臭のニオイがしたり、カビ臭くなったりすることもある。特に通気性の悪いフローリングに直接敷いている敷布団にはカビが生えてしまうことも。
【対処法】
・シーツや枕カバーはこまめに洗濯する。専用の枕カバーより、交換が容易なタオルの使用がおすすめ。
・布団は敷きっぱなしにするのは厳禁。必ず畳むことを心がける。ベッドの場合も同様で、昼間は掛け布団をはがして乾燥を心がけるとよい。
・機会があれば必ず布団を天日干しする。日中干すのがむずかしければ、布団乾燥機や室内干しで除湿機などを用いて湿気を飛ばす。
・フローリングに敷布団を敷くときは、先に除湿シートや布団用のすのこを敷く方法も。
・押し入れにもすのこを下側、壁側に置いてから布団を収納する。