今、猫の人気がすごい。全国犬猫飼育実態調査(2017年)によると、犬の飼育頭数892万頭に対して猫の飼育頭数は953万頭と猫が犬の飼育頭数を完全にリードしている状況だ。
同時に猫を題材にしている漫画や写真集も人気を集めており、その中でも猫好きから特に熱い支持を受けている作品がTwitter発の猫漫画『俺、つしま』。
今や発行部数は8万部を越えており、Amazonの「猫」カテゴリの中では首位に君臨している。多くの猫漫画が登場している中、なぜこれほどまでに『俺、つしま』が人気を集めているのだろうか。今回、その魅力を「自称・猫漫画好きライター」が徹底解剖してみた。
魅力1.猫の描写がリアルすぎる!
登場する猫の細かな毛の流れやしぐさの表現が抜群に上手い。リアルさを感じる作風に、思わず見入ってしまう読者は多いという。気がつけば、読んでいるうちにつーさんへの愛が加速していく。
魅力2.個性豊かな登場キャラクターたち
本作でメインとなるキャラクターは、おじいちゃんの家の庭にフラっと現れたつーさんと真っ青な顔をしているおじいちゃん(実は妙齢の女性)。つーさんの人気はもちろんだが、おじいちゃんの過剰なまでの猫愛がおもしろく隠れファンも多い。
本作に出てくる猫たちは、野良出身の保護猫。おじいちゃんに心を開いていく過程も目が離せないポイントだ。