iPhoneは、搭載されているカメラにも定評がある。iPhone8、iPhoneXでは光学ズーム・最大10倍のデジタルズームが可能になり、話題となった。
iPhoneユーザーであれば、すでに「カメラを使いこなしている」という方も少なくないだろう。しかし、iPhoneのカメラには、意外と知られていない設定や機能がある。
そこで今回は、iPhoneのカメラで知っておきたい設定・機能と、iPhoneで写真を撮影する際の小技をいくつか紹介する。iPhoneでの写真撮影をより快適にするために、参考にしてほしい。
■これだけは知っておきたい基本設定
【カメラアプリ起動時に可能な設定】
・撮影モードを使い分ける
iPhoneには、7つの撮影モードが存在する。カメラアプリを起動し、左右にスワイプさせることでモードを切り替えることができる。シーンに合わせた、最適なモードを選択しよう。
タイムプラス:一定の間隔で1枚ずつ写真を撮影し、写真1枚を1コマとして動画にすることができるモード
スロー:スローモーションの動画を撮影することができるモード
ビデオ:通常の動画撮影モード
写真:通常の写真撮影モード
ポートレート(iPhone7Plus、iPhone8 Plus、iPhoneX):人物を撮影する際に最適なモード
スクエア:正方形の写真を撮影する際に使用するモード
パノラマ:風景の撮影など、広範囲の撮影に適したモード
また、カメラ起動後の画面上部/下部では、以下の設定が可能だ。
<画面上部>
・フラッシュのオン/オフ(雷マーク):「自動」「オン」「オフ」から選択
・HDR(ハイダイナミックレンジ)のオン/オフ:「自動」「オン」「オフ」から選択
・LivePhotoのオン/オフ:「オン」「オフ」を選択
・タイマー:「3秒」「10秒」を選択可能
・フィルター:「ビビッド」「ドラマチック」「モノ」など、10種類から選択可能
<画面下部>
・カメラの切り替え(背面・前面)