8Kモデルも登場し、高精細化が加速しているモニター。そんな中、HDR対応の4Kモニターを使う機会があり、ソニーのゲーム機『PS4』、『PS4 Pro』で試してみた。
■ゲームの世界で4Kが当たり前になりつつある。
2016年11月10日にソニーの『PS4 Pro』が発売されてから1年半が経過して、4Kに対応するゲームソフトは飛躍的に増えた。また、YouTubeやNetflixなどで4K動画を目にすることも多い。テレビ放送(BSと110度CSだが)は2018年12月1日以降4K放送が始まることになっており、4Kはもう、ポピュラーなコンテンツになったといっても過言ではないだろう。
筆者が所有するテレビは、まだ40型のフルハイビジョンの液晶。そこにはソニーの『PS4』を接続している。それに飽き足らず、さらにもう1台『PS4 Pro』を購入し、家庭内でオンラインゲームを行うことにした。
そのモニターとしてチョイスしたのがLGの27インチHDR対応4Kモニター『27UK850-W』(以下UK850)だ。広報実機をお借りして4K+HDR×『PS4』&『PS4 Pro』を体験することにした。
■まずはモニターの動きをチェック
『UK850』はテレビチューナーを搭載しないモニター。タテ横比はオーソドックスな16:9になっている。
同梱のスタンドをセットしたサイズは幅613×高さ560-670×奥行き234mm。クルマのサスペンションのような構造をしていて、テーブルなどへ置かず、負荷をかけない状態ではスタンドがプシューッと伸びる。
モニターを軽く上から押すとスタンドが縮まり、110mmほど上下させることが可能。手を離せば任意の高さで勝手に固定されるので、上下のモニター位置変更は超簡単。
背面デザインはスッキリとしていて、誰かに背中側を見られても恥ずかしくない。スタンドを付けても6.1kgの重量なので、両手で持てば移動させるのもさほど苦にならない。
接続はUSB Type-C、DisplayPortがそれぞれ1本、HDMIとUSB3.0ダウンストリームがそれぞれ2本分用意される。
モニター単体では厚みが45mmなので、横から見てもスッキリ。
モニターは傾けられる。仰ぐ方向にしたり……
伏せる方向にも傾けられる。