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UFO研究の第一人者が教える「UFOウォッチング」に成功するコツ

2018.05.13

Q:UFOウォッチングに必須の装備やおすすめグッズには、どんなものがあるでしょうか?

加藤さん:観測で必要なものは特にありません。まずはリラックスしてお茶を飲み、茶菓子でも食べながら、裸眼で確認できるようにぼーっと眺めるくらいで良いと思います。というのは、多くの初心者が勇んですごい倍率の双眼鏡を持ってきますが、まず自分の目で大空の中の一点にある物体を特定しなければなりません。大きな雲を双眼鏡で見るようにはうまくいかないのが実態です。

 それよりも、実際にはどれくらいの大きさで見えて、どんな動きをしていたか、音はなかったのか、どこへ飛んで行ったのか、はたまた消えてしまったのか、などを全体的でご自身の肉眼で把握すると良い経験になると思います。双眼鏡にこだわったばかりに、結局全く見ることができなかった人は大勢います。

 下の写真は、私が常備しているUFOの観測道具です。撮影機材は、ハイビジョンのデジタルビデオカメラ。私はUFO観測歴30年ということもあって、見つけるのも得意です。コンパクトカメラにはじまり、200ミリズームレンズの一眼レフカメラ、そしてここ10年くらいはビデオでの撮影に成功しています。動きを捉えられるので、ビデオは良いですね。それに三脚でビデオカメラを固定すると、なお良いです。ピクニックシートは、一番の必須です。それから、かっぱえびせんなどのお菓子や飲み物。20~30年前は、都内の井の頭公園でよく夜間の観測会を実施していましたが、なぜかかっぱえびせんを食べると目撃できました。食べることでリラックスできたからでしょうね。とにかくお菓子と飲み物は必須ですね。

加藤さんのUFO観測道具

Q:UFOと思える物体を視認して、いざ撮影するという時、そして画像をSNSで拡散する際に注意しておくことはありますか?

加藤さん:撮影はおまけと考えるべきです。携帯・スマホのカメラが高性能になったとしても、UFO側は、スクープ映像になるほどの近くにやってくることはあまりありません。

 動きや光など通常とは異なる状況を見て皆さんは撮影されているわけですが、多くの人を説得できるほどの写真や映像は難しいです。

 ただし撮影したご本人が不思議がるのも無理はありません。

 しかし、それを簡単に「UFO」と書くと、読み手とのギャップが生じるため、できれば「不思議な飛行物体を見た」あるいは「不思議な発光体を撮影した」などと現象面だけを正確に書いて投稿すると共感を得られると思います。

 UFOは本来、アメリカの軍事用語ですが、現在では「UFO=異星人の乗り物」と誰もがイメージする時代ですので、そこは注意が必要かもしれませんね。

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