「電気自動車の新しいカタチ」日産セレナe-POWERで東京から箱根・仙石原にある大人の高原高級リゾート「箱根ハイランドホテル」を訪れた。その際、同時に走らせたのが、100%電気自動車の日産リーフ。
1.2Lエンジンを初段のためだけに積んでいるシリーズハイブリッドのセレナe-POWERとどう世界が違うのかの検証のためである。
そもそも東京から箱根・仙石原にある「箱根ハイランドホテル」、つまり、東名高速・御殿場ICを経由して箱根にアクセスする場合、ピュアEVにとっては絶好のルート。何しろ急速充電スポットは海老名SA(2基)、足柄SA(4基)にもあり、充電スポットに困ることはない。
しかも、リーフオーナーが愛犬家で、愛犬連れで「箱根ハイランドホテル」の森のレジデンス ドッグフレンドリールームを訪れるとしたら、足柄SAは充電スポットがドッグランと至近距離にあり(特に上り)、充電するために時間をつぶす、のではなく、犬たちを遊ばせるためにドッグランに立ち寄り、そのついでに充電・・・という理想的なEV充電時間の使い方ができるのである。
愛犬連れでなくても、朝、ゆったり東京を出発したとしたら、箱根に入る前に足柄SAでランチすればいい。急速充電だから最大でも30分あれば、箱根をドライブするのに不安のないレベルまでの充電が可能となる。
とはいえ、心配性のボクだからそんなことを考えるのだが、そもそも新型リーフのEV航続距離はカタログ値で400キロ、実走行距離も250キロは可能だから、東京都心から箱根ハイランドホテルまでの距離は約110キロであり、理論上、充電なしでも往復可能。もちろん箱根は山道ばかりで、あちこち足を伸ばすわけだが、なんと「箱根ハイランドホテル」には200Vの充電設備が駐車場に2基あり、充電事情にまったく困らないというわけだ。