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プロのバードウォッチャー「♪鳥くん」がおすすめする首都圏の鳥さんぽスポット

2018.05.03

●葛西臨海公園・野鳥園

永井さん:葛西臨海公園から、橋を渡り、公園に入ります。サービスセンターのある交差点から左方面に進むと野鳥園です。しばらく歩くと、公衆トイレがあり、そのあたりから、バードウォッチング開始。

 遊歩道上では、ジョウビタキ、アオジをよく見かけます。木々の中から、メジロの声がしますが、姿はなかなか見ることができません。公園の西端手前にある観察窓(通称・擬岩)からは、時折、多数の水鳥を見ることができます。

 アオアシシギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ハクセキレイ、カワセミ、カワウ、春・秋の渡り鳥のキアシシギ、ソリハシシギ、コアオアシシギなどを小さな窓から見ることができます。

 大勢のバードウォッチャーが集まっていたら、なにか珍鳥が来ているのかもしれません。

 ウォッチングセンターの2階には、最近見られた野鳥情報などが掲示されています。上の池は、ノスリ、オオタカなどを見る猛禽スポットです。

 西渚方面には、シギ、チドリ、運がよいと、クロツラヘラサギを見ることができます。とリース!

●多磨霊園

永井さん:多摩霊園の中でも、5区の広場周辺と、隣接する浅間山(せんげんやま)は、とくに野鳥が多い場所です。

 「♪ギェーイ」と声がしたら、水色の長い尾羽が美しいオナガ、「♪キイキイキイキイ」と鳴くのはハト大の小型の猛禽、ツミ。

 冬には、ツグミ、シロハラ、トラツグミが、地面で採食していることがあります。

 初夏や秋にはサンコウチョウ、キビタキなど、山地の野鳥が、ここを通過していきます。

 浅間山中央部には野鳥の水浴び場があり、冬には、シジュウカラ、ヤマガラ、キジバト、アオジ、ルリビタキ、エナガ、シロハラなど、そこにいるだけでたくさんの小鳥を見ることができます。

 土日には、大勢のバードウォッチャーがいることがあるので、静かに譲り合って観察しましょう。静かにしていると、ここの名物で、大きなウズラのようなコジュケイが現れて、バードレナリンどばどばーどです。近隣の武蔵野公園、野川公園も、バードウォッチャーに人気の野鳥観察スポットです。

♪鳥くん(永井真人さん) プロフィール

東京都生まれ、千葉県我孫子市在住。ミュージシャンから日本初のプロのバードウォッチャーへと転身し、1年の半分以上を野鳥観察・撮影の旅で過ごす。バードウォッチングツアーガイド、講演会、執筆、野鳥写真提供、小・中学校での特別授業など幅広い活動を展開。我孫子市の「鳥の大使」でもある。公式サイト:http://www.nagaimasato.com

文/鈴木拓也(フリーライター兼ボードゲーム制作者)

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