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2018.05.04

発見!Abyssの平面駆動型ヘッドホン『AB-1266 Phi』とXIAUDIOのヘッドホンアンプ『Formula S』が生み出す最先端の音

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

■Introduction

私が平面駆動型ヘッドホンに求めているのは、高域から低域まで変化のない解像度。そしてどの帯域の音もにごらずハイスピードで刺さらないことだ。これらの要望を満たしてくれるヘッドホンは数少ないが、ヘッドフォン祭で出会ったAbyssの製品はその中の1つで、いつかじっくり聴いてみたいと思っていた。その望みがかなったので創設者のジョー・スキビンスキ氏のインタビューも加えて、Abyss『AB-1266 Phi』の魅力に迫ってみたい。

■Interview

Abyssとは深淵を意味する。「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いている」というあれだ。オーディオエンジニアのジョー・スキビンスキ氏がケーブルメーカーのJPS Labsを創設したのは1990年である。ここで線材にAlumiloyと呼ばれる独自の合金を使ったハイエンドケーブルを開発、製品化している。そして彼自身がスピーカーのように聞こえるヘッドホンが欲しいという強い気持ちから、5年の開発期間を掛けてAbyss『AB-1266 Phi』を製品化した。目指したのはレコーディングスタジオで演奏するバンドメンバーの直前に座っているような音だという。

彼が平面駆動型を選んだ理由もここにある。正確な音像定位の再現、狭いスタジオから広いコンサートホールまで、これらの空間が脳内にリアルに浮かび上がる。スピーカーの場合、その音場は左右のスピーカーの間隔に制限される。ヘッドホンならその制約なしに音場感を追求できるのだ。スキビンスキさんは歪みが少なくリニアな音を再現できるドライバーを探して、リボンドライバーで試作、さらにハイルドライバーを候補にしたのだが、彼の必要とする歪みの基準を満たせなかったという。

そこで、平面駆動型に狙いを絞ってドライバーを自社開発した。超薄膜で軽量のダイヤフラムにシングルマグネットを組み合わせ超低歪みを追求している。ハウジングに収められたドライバーは発泡アルミ合金を介して完全なオープン型になっている。彼は樹脂製のパーツを嫌って、パーツはアルミブロックから削り出しで作られている。例外はラムスキンのイヤーパッドとヘッドバンドだけだ。ドライバーはニューヨーク西部の自社工場で生産され、イヤーパッド、ヘッドバンドなどの革製品はカリフォルニアで縫製されている。全てのパーツを自社生産することで、完璧な品質管理をおこない製品による音のバラツキをなくしているという。

『AB-1266 Phi』はマッスルカーのような魅力があると設計者のジョー・スキビンスキ氏は語る。

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