春夏のおしゃれコーデは、やはり今年も白いシャツやTシャツが人気の中心。春ファッションでは、トップスに白シャツを持ってきた爽やかなコーディネイトが、また暑い夏に向かっては半袖の白シャツ、白Tシャツのアイテムでよりクールな着こなしに注目が集まる。
これからのシーズンに欠かせないおしゃれアイテムだが、シンプルな色やデザインだからこそ、テキスタイルはもちろん素材やハリ感など、自分の理想にあった1枚との出会いはむずかしいとも言える。
またオシャレ度が高いものの、汚れが目立ちやすく、黄ばみや汚れも気になるので、ちゃんとケアして見た目の良さにこだわってもらいたいアイテム。汗ばむこれからの季節、お気に入りの1枚をいつまでも色褪せることなく楽しむための洗濯テクを、中性洗剤『アクロン』を発売しているライオンのお洗濯マイスターの大貫和泉さんが紹介しているので、ぜひ、参考にしていただきたい。
★白シャツの大敵「黒ずみ」「黄ばみ」の主な原因は皮脂汚れ!
毎回お洗濯しているはずなのに、白シャツや白Tが黒ずんできたり、黄ばみが気になってきたり、うっかり食べ物のシミをつけてしまったり。シーズン後半ではなんとなくくたびれて、見た目も着こなしもキマらなくなった、なんて感じたことはないだろうか。
白い衣類の黒ずみや黄ばみの原因のひとつは「洗濯しても落としきれずに残ってしまった目に見えない繊維の奥に蓄積する皮脂よごれ」。皮脂汚れが時間の経過とともに酸化すると黄ばみになり、さらにホコリなどがつくと黒ずみになる。前シーズンの白物衣類を出してみたら、なんとなく黄ばんでいるという経験も多いかと思うが、それは落としきれなかった皮脂汚れが原因なのだ。