楽天の会員なら「楽天ビック」で家電を購入すべき5つの理由

楽天会員が「楽天ビック」で家電を購入するべき理由5

【1】楽天グループサービス利用でポイントアップ！
「楽天ビック」も「楽天市場」の1店舗なので、ポイントが最大12倍になるSPUが適用。これは楽天カードを利用するとポイント2倍、アプリからの購入でさらに1倍と、ポイントがアップしていくシステム。キャンペーンなどのポイントアップもあるので、大型家電の買い物をするとポイントががっつり貯まる。

なお、全国のビックカメラの店頭でも楽天スーパーポイントを導入。「貯まる」ポイントは基本5％で、6月中旬頃にはポイントを「使える」も可能になる予定。

【2】商品の在庫確認や店舗での展示確認
「楽天ビック」のサイトから、「在庫のあるビックカメラ店舗を探す」のボタンを押すことで、どの店舗に在庫があって、どこで商品が展示されているかがひと目でわかる。一度、触ってから購入したいという場合に便利。将来的には「楽天ビック」で取り置きして、店舗で受け取ることもできるようになる。

商品購入画面に「在庫のあるビックカメラ店舗を探す」というボタンが表示される。

希望の商品がどの店にあるか、商品の展示があるかがわかる。

【3】東京23区の即日配送サービス（今夏より）
ビックカメラと楽天市場両方の物流センターを活用して、15時までに「楽天ビック」で購入した商品を即日配達。欲しい商品がすぐに届く。今夏よりサービス開始予定で東京23区からスタート。

【4】家電の設置やアフターサービスの充実（予定）
「楽天ビック」で大型家電を購入した場合、設置するのに必要な条件をわかりやすく表示。配送の日時指定ができたり、取り付け工事やアフターサービスが、ビックカメラ店頭と同じように利用できるようになる。

【5】「楽天ビック」独自商品の展開（予定）
両社のビックデータを活用して独自商品を展開する予定。その第一弾というわけではないが、「ビックカメラ専売モデルVRヘッドマウントディスプレイ」を、「楽天ビック」で先行発売する。

独自商品も展開予定。

　加えて、約60万点という圧倒的な商品力や、魅力的な価格もメリット。特にオープン間もない今は、日替わりの目玉商品があったり、キャンペーンでお得にポイントが貯まるなど、メリットが大きい。これまで別に貯めていた家電量販店のポイントが、楽天スーパーポイントに集約できる点も、楽天会員にとっては大きなメリットだ。ポイントが分散せず、管理しやすい。

　SPUによってポイントがたくさん貯まる人はともかく、通常の1％という人なら、ビックカメラ店頭で購入すると基本5％になる。ただ、ビックカメラでは基本10％のビックポイントが貯まるので、どちらのポイントを選ぶかは悩ましいところ。いずれも1ポイント＝1円で利用できるので、利用頻度によって選びたい。なお商品の価格はそれぞれ異なるので、価格も含めて検討しよう。

SPU（スーパーポイントアッププログラム）一例
「楽天市場」の商品を月1回以上アプリから購入し、『楽天カード』で決済した場合　ポイント4倍
上記のケースで『楽天ゴールドカード』で決済した場合　ポイント6倍
上記のケースで楽天モバイルのユーザーだった場合　ポイント8倍

2018年4月16日時点のSPUの内容。

「ビックカメラは家電の雄。全国に40店舗以上あります。一方、楽天グループは国内で9500万人の大きな基盤を持っています。このような2社が新しくコラボできるのは画期的なこと。運営に関しては一歩踏み込んで、新しい取り組みをやっていきたい」と、楽天 代表取締役会長兼社長 三木谷浩史氏。

「『楽天ビック』には、ビックカメラの商品在庫を確認できる機能を搭載しました。これはかなり画期的なこと。これにより実際に商品を試してみたいというニーズに応えていきたいと思います。楽天と一緒に提供することで、ネット通販と実店舗の垣根を越えたサービスを、築けていけたらと思います」とビックカメラ 代表取締役社長 宮嶋宏幸氏。

楽天 代表取締役会長兼社長 三木谷浩史氏（左）、ビックカメラ 代表取締役社長 宮嶋宏幸氏(右)。

　両社が力を入れる「楽天ビック」の今後のサービス拡充に期待したい。

取材・文／綿谷禎子