2018年4月11日に、楽天とビックカメラの家電ECサイト「楽天ビック」がオープン。ビックカメラはこれまでも「楽天市場」に出店し、「ビックカメラ楽天市場店」を運営していた。それと今回の「楽天ビック」とはどう違うのか、そして楽天会員のメリットについて解説する。
オンラインとオフラインの連携で高まるユーザーエクスペアレンス
そもそも「楽天ビック」が生まれた背景は、国内の家電市場規模7兆円に対して、EC化率は約30%と、まだまだ伸びしろがあるという判断からだ。楽天が実施したアンケートによると、ネットショッピングで家電を購入しようとするものの、約80%の人が途中で断念していることがわかった。その理由は実際に見て購入したい、配送や設置に不安があるというもの。ネットショッピングでは手元に届いてから思っていたものと色が違う、質感が違うといった差異がありがちだが、高額になりがちな家電においては、より安心して購入したいという意識が大きいということだ。
楽天は、そういったユーザーの不安をフォローするべく、全国で約40の実店舗を展開するビックカメラと提携。オフラインの拠点を持つことで、「楽天ビック」で購入した商品をビックカメラの店頭で受け取ったり、家電の設置を専門スタッフに依頼できたり、ビックカメラでアフターサービスを受け付けてもらえるなど、ユーザーの利便性や安心感が高められる。
一方、ビックカメラでも、自社のECサイトを運営する上で同じような課題があり、ネット通販において、たくさんの不安を感じている人が多いことを受け止めていた。その課題解決を模索する上で、9500万人の会員ID数を誇る楽天と組むことは、ビックカメラにしてもメリット。楽天スーパーポイントが貯まるサービスを導入することで、楽天会員に多い女性層の拡大にも期待をよせる。
ビックカメラの店舗で楽天スーパーポイントが貯まることをアピール。
「楽天ビック」の強みはオンラインとオフラインの連携。「ビックカメラ楽天市場店」の基盤を引き継ぎながら、「楽天ビック」を新会社の「株式会社ビックカメラ楽天」が運営。楽天市場とビックカメラの両社のサービスを利用して、これまでにないネット通販サービスを目指す。
「楽天ビック」を楽天会員が利用するメリット
楽天会員が「楽天ビック」で家電を購入する大きなメリットは、利便性高く安心して商品を購入し、いつも通りのお得な倍率で楽天スーパーポイントが貯められるということ。具体的な内容については、次ページを参照して欲しい。