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空間から始める働き方改革!集中力が高まるオフィスの音環境とは?

2018.04.26

■ハイレゾ音源により人の集中力がアップするしくみ

(画像はイメージ)

KooNeがオフィスの働き方改革に貢献する可能性のある理由は、人の集中力が高まるという点にもあるようだ。

「執務中の社員数名をKooNeによるハイレゾ自然音が流れる会議室へ移動させ、その際の自律神経を測定したところ、入室して約4分が経過した時点で、ほぼ全員、副交感神経優位の状態となり、それ以降は交感神経と副交感神経がバランスの良い安定したリラックス状態を示しました。間接音による音環境に加え、このような自律神経のバランスが良くなることが、集中力のアップにつながっているのではないかと推測されます」

■「KooNe」を実際に導入した企業の声

ハイレゾ音源は実験からも可能性を感じるが、実際のところ体感やリアルなところが気になる。KooNeを実際に導入している企業からは、次の声が上がっているという。

●株式会社JINS運営 “世界一集中できるワークスペース”「Think Lab」の利用者の声

「オフィスでは、いろいろなことに気持ちが散漫になりますが、Think Labのような環境ですと『考える』ことに気持ちが集中できます。照明や音など、環境を整えるということは大切なんだと思いました」

「人は環境にとても左右されやすいというのが体感できました。姿勢や光、音に敏感に反応しているだと思いました。森の中にいるような気持ちのいい空間でした」

●エコッツェリア協会運営「3×3 Lab Future」のコミュニティーゾーンの利用者の声

「打ち合わせをしていても音が邪魔にならず、リラックスをできると感じました。集中力もそれなりに高まり、仕事や作業がはかどった気がします。空間の居心地の良さを感じます」

●株式会社スペースデザイン運営 サービスオフィス「BUREX FIVE(ビュレックス ファイブ)」利用者の声

「ラウンジで商談時、鳥に詳しいお客様がいらっしゃり、コミュニケーションのきっかけにもなった」

■雑音のマスキング効果も

共通しているのは、居心地がよくなぜか落ち着き、目の前のことに集中できるということ。そして、さらに他の音が気にならなくなるマスキングの役割も期待できるといわれる。

「KooNeを導入しているTRC八千代市中央図書館の実証実験・アンケートでは、“周りの雑音が気になりましたか”という質問に対し『まったくない』『そうでもない』と回答した人が、KooNeのハイレゾ自然音がないときは30%だったのに対し、KooNeがあるときは60%という結果になりました。

先の事例の「3×3 Lab Future」では『以前はJAZZのBGMがかかっていたにも関わらず、設置されている冷蔵庫のちょっとしたノイズが気になりましたが、KooNeは不思議とそこまで気になりません』というコメントも挙がっています」

■残業時間の削減につながる可能性も

集中力アップやコミュニケーションのしやすさは、働き方改革においていい影響が出そうだが、多くの企業の焦点である「残業時間削減」にも音による効果が期待できるかもしれない。

「自然音のうち森音源に関しては、朝・昼・晩および春夏秋冬といった時間と季節の移ろいに合わせ音種が変化します。人が自然に体内リズム(サーカディアンリズム)に合わせて活動し、時間の流れを意識できる音環境が、残業時間の軽減につながるよう期待しています」

取材協力
株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
エンタテインメント・ラボ
音のプロフェッショナルであるビクターエンタテインメントが、メンタルケアや生産性向上を目指して開発した空間音響デザイン・サービス「KooNe(クーネ)」。豊かな自然音を再現する「ハイレゾ音源」と、快適な音空間を創出する「空間音響設計」とで、居心地の良い空間を実現。
http://www.koone.jp

取材・文/石原亜香利

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