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脱初心者!ワンランク上の写真が撮れるカメラ三脚の使い方

2018.04.21

 撮れる写真が一気にレベルアップする魔法のアイテム「三脚」を紹介します。

 トライアスリートの取材をしたとき、「バイクのタイムはお金で買える」という言葉を聞きました。自分のカラダひとつで挑むラン&スイムと違い、バイクは自転車自体のグレードをアップすることでタイムが縮められる、ということらしいです。もちろん誇張のある表現で、条件はみな同じなのですから、やはり相応のトレーニングが必要に違いないのですが、一理あるのは確かでしょう。

 写真の世界でも、同様のことがいえます。機材のレベルアップが、そのまま写真のレベルアップにつながる場合も少なくありません。

■カメラ、レンズの次は三脚

 機材の強化といっても、カメラ用機材には無数の種類があります。中でも、まず心惹かれるのは照明機材でしょう。クリップオンストロボやLEDランプなど、その機材の効果がダイレクトでわかりやすいため、初心者の目にもとまりがちです。確かに、照明機材で写真が良くなるというのも間違いではありません。プロは様々な照明機材を使用し、人物や商品の写真を美しく仕上げます。光を操ることは、良い写真を生み出すことに直結する大事な要素です。

 ただ、照明機材の取り扱いは想像以上に難しく、初心者が無闇に導入すると逆効果になることも。

 僕自身、バッグいっぱいの照明機材で人物撮影に挑んだものの、まともに撮れたのはライティングなしの自然光バージョンだけ、なんてことがしょっちゅうです。照明機材に手を出すのは、太陽という偉大な照明を使い倒してからでも遅くはありません。

 そこでオススメなのが『三脚』です。照明機材のように仕上がりを悪化させてしまうようなリスクは少なく、それでいて効果は抜群。さらに、三脚があなたを一人前のフォトグラファーに育ててくれるという側面もあります。カメラ、レンズを手に入れたら、次に手を出すべきアイテムは三脚です。

■こんなときに『三脚』を使うべし!

 では、実際に三脚を使用すべきシチュエーションをチェックしていきましょう。

〇夜景

 もっとも三脚が活躍するシーンのひとつです。むしろ、夜景は三脚がないと撮れないといっても過言ではありません。イルミネーションやビルの明かりを美しく見せるには、スローシャッターという技法を用います。シャッターを長時間開いて少ない光を多く取り込むための手段ですが、シャッタースピードが極端に遅くなるため、手持ちではブレてしまいます。そこで三脚の出番です。三脚でガッチリとカメラを固定してしまえば、10秒、20秒という長時間でも、ブレることなく撮影ができます。

 同じく夜景の一種ですが、動く光源を幻想的に見せたいときにも三脚が必要になります。シャッターが開いている間に被写体が動けば、このように流れる光が映し出されます。

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