パナソニックは業界で初めて温水専用ヒーター式の温水洗浄を搭載し、洗浄力を高めながら洗濯容量12 kgを実現した縦型洗濯機『NA-FA120V1』を6月1日より発売を開始する。なお、同じく洗濯容量12kg(乾燥6kg)の縦型洗濯乾燥機『NA-FW120V1』も同時発売。価格はいずれもオープン価格。
NA-FA120V1
同社の調べによると、縦型洗濯機購入意向者の重視点の1位は洗浄力となっている。また、共働きの子育て家庭の約92%がほぼ毎日洗濯し、1日2回以上洗濯する人は平日約45%、休日約59%と洗濯の負担が大きく、洗濯回数を減らすまとめ洗いへのニーズが高まっているという。同社では「共働きの増加と共に縦型洗濯機は、洗浄力の高さと大容量化がより求められています」と説明している。
そこで今回の新製品では、循環ポンプを搭載した好評の「泡洗浄W」に温水専用ヒーター式の温水洗浄を搭載した「温水泡洗浄W(ダブル)」で洗浄力を高めた。温水専用ヒーターを槽の下部に配置し、洗剤液をムラなく均等に温める。その効果により、皮脂が溶け出し、洗剤の酵素も活性化する約40度を保ちながら洗浄することで、黄ばみやニオイを効果的に落すという。
あきらめていた黄ばみまで落とす「約40 ℃つけおきコース」や部屋干し臭まで抑える「約40 ℃においスッキリコース」(どちらも容量:2 kgまで)など多彩なコースを搭載する。
さらに洗濯容量約12 kgを実現し、まとめ洗いで洗濯回数を削減する。薄手の毛布(綿毛布1枚1.5 kg以下)は1回で4枚まで洗える容量だ。また、洗濯容量は増やしながらボディ幅を同社ドラム式と同じ600 mmに抑え、設置性にも配慮した。
ビッグサークル投入口
そして新開発の厚みを抑えた「薄型バランサー」の採用により内径437 mmの「ビッグサークル投入口」を実現。面積が大きく円形の投入口で取り出し時の引っかかりが少なく、大量の衣類や毛布もラクに取り出しやすくなった。