「#腹筋女子」や「#筋トレ女子」といったハッシュタグが、インスタグラムで何十万件と使われるなど、いまや女性が筋肉を鍛えることは1つのトレンドになっている。
これに合わせ業界は、女性の消費者層を意識したサプリメントや栄養食品を続々とリリースしている。特に筋肉の増強に重要なプロテイン・サプリメントは、TV CMで宣伝されるなど活況を呈したマーケットだ。
そこで今回は、最近発売された女性向けプロテイン・サプリメントから5製品を選んで紹介する。
■『snaq.bar』(スナックミー)
日本で初めとなる、エンドウ豆を主タンパク源としたプロテインバーで、ベリーミックス、フィグ(いちじく)&クルミ、カカオニブ&アーモンドの3種のフレーバーがある。1本約45gの4本セットで、1本あたりタンパク質を約9.0g含み、トレーニング後や間食代わりのプロテイン補給にとても便利。購入者の85%が「美味しい」と評価するように、味も良い。
メーカーのスナックミー社は、人工添加物や上白糖など不使用でカロリー控えめの、いわゆる「ギルトフリー」のスナックを月額で宅配する「snaq.me」を運営している。もともと『snaq.bar』は、「snaq.me」の会員限定で販売されていたが、好評のため現在は誰でも購入できるようになっており、オンラインショップで購入できる(非会員は税込1166円)。
■『ディアナチュラ アクティブ』(アサヒグループ食品)
『ディアナチュラ アクティブ』は、サプリメントの『ディアナチュラ』ブランドの新シリーズで、こちらはプロテインパウダーをラインナップとする。2018年3月の時点で『ホエイプロテイン カフェオレ』(2400円+税)。と『ソイプロテイン ソイミルク』(2200円+税)の2種のフレーバーが発売中。
「プロテインパウダー=ちょっとまずい」というのはひと昔の話。最近のものは、かなり風味が改善され、習慣的に飲みやすくなっている。本製品も、変な後味が残らないすっきりテイストで、ミルク・豆乳はもとより単に水で溶かしても美味しいのがメリットの一つ。スプーン2杯(約15g)でタンパク質が約10g含まれているほか、ビタミン11種とミネラル9種を含有し、成分でも妥協していないのも訴求ポイント。
●『euglena Style+』(ユーグレナ)
『euglena Style+』とは、59種類もの栄養素が含まれ、「ミドリムシ」という名でも知られる微細藻類のユーグレナを配合したサプリメントの新ブランド。3月に第1弾として『euglenaStyle+大豆プロテイン』、『euglenaStyle+プロテイン青汁』、『euglenaStyle+ミドリムシ×酵素』の3製品がドラッグストアなどで全国発売された。このうち前者2製品が、プロテインサプリとなる。
どちらも水に溶かして飲むが、『euglenaStyle+大豆プロテイン』はミルクティー風味、『euglenaStyle+プロテイン青汁』はフルーツミックス風味で、口当たりがよく飲みやすい。また、タンパク質の含有量はそれぞれパウダー1食(12gまたは10g)あたり、7.2g(うちコラーゲン1g)、4.0gと、従来のプロテインパウダーと比べて遜色ない。