サンワサプライは、人間工学デザインを採用し、腱鞘炎予防に役立つエルゴデザインマウスを発売した。ラインアップは有線タイプの『MA-ERG12』5500円、ワイヤレスタイプの『MA-ERGW13』6000円。
エルゴノミクスまたは人間工学とは、働きやすい職場や生活しやすい空間を実現するために、人間の自然な動きや体勢を元にモノをデザイン・調整する考え方のことを言う。本製品では、従来採用されていた“マウスの上から手を乗せる方式”ではなく、“横から手を添える方式”を採用している。
この“横から手を添える方式”にすることで、より自然な角度でマウスを握ることができ、手首のひねりが軽減されるのだ。また、手を添えたときに、左右クリックボタンへ自然に指が当たるよう設計されている。着脱可能で滑り止めが付いたリストレストも付属しており、手首を支えることで負担を軽減。そのため、マウス操作を長時間行っても指先や手首などに大きな負担がかからず、腱鞘炎の予防につながるのだ。
マウス読み取りには高感度のブルーLEDセンサーを搭載しており、従来の光学センサーでは識別しにくかった光沢感のある素材の上でも操作が可能。
マウス側面には「戻る」・「進む」ボタンが付いており、Webブラウザの操作が快適に行え、カウント切り替えボタン付きで、用途に合わせて素早くポインターの速度を変更できる。
また、本シリーズには、接続方法が異なる2種類の製品を用意。「MA-ERG12」は、USBケーブルによる有線接続のマウス。本体の縁に青色のLEDを搭載しており、光らせることでクールな空間を演出できる。「MA-ERGW13」は、無線接続のマウスで、半径10mまで通信可能。極小USBレシーバーを本体内へ収納できるので、用途に合わせて最適なものを選ぶことが可能だ。
『MA-ERG12』の本体サイズは幅95×奥行き149×高さ99mm、約217g。『MA-ERGW13』のサイズはマウス/幅95×奥行き149×高さ99mm、約154g(電池含まず)。レシーバー/幅15×奥行き19×高さ6mm、1.6g
製品情報
構成/編集部