◆高視認性レンズ「ウルトラレンズ」搭載の新製品と石川遼プロ限定モデルも
ウルトラレンズはゴルフのほか、アスリートによるアドバイザリースタッフの協力を得て、フィッシング、スノー、ドライビングと4つのスポーツカテゴリで搭載している。ゴルフ用は「SPRINGBOK」(1万6500円 税別以下同)、「LION SIN」(1万6500円)、「LUNA」(1万5000円)など26品番を展開。いずれも3つの共通している特長がある。
〇プレーに集中できる視界
顔とレンズの間に生ずるすき間からの光の侵入を最大限に抑えた。スイング時に気になるノーズ部分からの光の侵入を抑える設計と、ノーズパッドが自由に調整できる設計で集中できる視界を確保。
〇プレーに集中できるフィット感
テンプル(メガネのつる)部分が上下左右に自由に調整できる。顔幅に合わせて調整できるのでしっかりとしたフィット感が得られる。従来のモデルよりもさらに自由度が高くなった。
〇状況に合わせた柔軟性
簡単にレンズ交換ができるシステムで、状況に合わせたレンズを選べる。晴れや曇りといった1日のラウンド中の急な天候の変化に対応できる。テンプルをたたんで、フロントとテンプル部分の間のサイドバーを開くことによって簡単にレンズ交換が可能。気分に合わせてレンズカラーを変えることもできる。
アドバイザリー契約の10周年を記念して、2018年7月2日より石川遼プロ限定モデル「RYO ISHIKAWA×SWANS 10th ANNIVERSARY」(2万3000円)を発売する。「SPRINGBOK」をベースにしたモデルで、石川プロからサングラス着用でプレーに集中できることをポイントにしてほしいという要望を受けて、限定モデルはプロパーとは違ったスペックを付加している。
石川プロの顔形状に合わせたレンズカットになっており、プロパーは角が丸みを帯びたカットだが、限定モデルはサイド部分が光の侵入を抑えるような形状で、より集中力を高める石川プロのこだわりが反映されている。レンズはウルトラ アイスブルーと、日差しが強い時向きの偏光ウルトラ アイスブルーの2種類をパッケージ。10周年を記念したオリジナルプリント付きのゴルフボールも付属している。フロント部分からテンプル部分まで流線型のフォルムが特徴で、性別を問わず使えるモデルとなっている。
「着けたときに色合いが全体的に落ち着いておりメンタル的にも冷静になれるし、そういう目的で着けることも多い。眼でボールが追いやすく、1日終わった後の眼の疲れ具合もかなり軽減される。日差しが強くなくても極端に暗くないので、慣れるのにも時間がかからないのもいい」(石川プロ)
【AJの読み】度付レンズのサングラスもありスポーツだけでなくタウンユースにも
国内で販売されているサングラスは家庭用品品質表示法に定められた、光学性能基準を満たすものが「サングラス」「偏光サングラス」と表記され、それ以外のものは「ファッション用グラス」と表記されるので、サングラス選びの際はこの表示をきちんとチェックしたい。SWANS製品はすべて「サングラス」「偏光サングラス」表記のレンズ品質となっている。
スポーツ用途以外でも、真夏の強い紫外線から眼を保護する目的でサングラスをタウンユースする場合も多いが、SWANSではオーダーメイドによる度付レンズ「SPORTS EYE」も展開。近視、遠視、遠近両用にも対応する。フレームデザイン、レンズカラーのバリエーションもあるので、スポーツ、タウンユースの両方で使えそう。
文/阿部 純子
■連載/阿部純子のトレンド探検隊