【ダイソン サイクロン V10の主な特徴】
ダイソン デジタルモーター V10
毎分最大125,000回転するDDM V10は、ダイソン サイクロン V10の設計の核だ。この新しいデジタルモーターのおかげで、ダイソンのエンジニアはクリアビン・サイクロン・モーターを直線的に配置することを可能にした。直線的な配置にすることにより空気の流れがより効率的になり、従来のダイソン V8よりも吸引力が向上し、コード付き掃除機よりも確実にゴミを吸い取る。(※1)
最長60分の運転時間.を実現したバッテリー
ダイソンのエンジニアは、高速回転するDDM V10への充分な電力供給と同時にさらなる運転時間の実現に挑んだ。そこで導入されたのが、重量を増やさずにエネルギー密度をより高くしたバッテリーパックだ。これにより電子およびパワーマネジメントシステムが向上し、最長60分間(※2)の使用が可能になった。オン/オフのスイッチに代わるトリガーを引いた瞬間にモーターが駆動を開始し、瞬時に加速し動作速度に到達する。
変わらないパワフルな吸引力(※3)を支える分離技術
サイクロン式掃除機の中には分離効率のよくない製品がある。ホコリやゴミが気流から効率的に分離されずにフィルターに付着、モーターからの気流を詰まらせ、結果的に吸引力低下につながる場合がある。ダイソン サイクロン V10は、14個のサイクロンが本体の周りに同心円状に配置されたことで、モーターへ効率的に空気を送る。各サイクロン内の空気は最高時速193kmに達し、79,000G以上の遠心力を生み出しながら、微細なホコリまで効率的に空気から分離する。変わらないパワフルな吸引力で(※3)、家中しっかり掃除できる。
捕集力の高い製品設計
一部の掃除機は吸引した微細なホコリ、アレルゲンやバクテリアを室内の空気中に再度排出する場合がある。ダイソンのエンジニアは、プレモーターフィルターとポストモーターフィルターを一体型にし、気密性の高い設計などにより捕集力の高いフィルター機能を実現した。0.3ミクロンもの微細な粒子を99.97%掃除機の本体内に捕らえ(※4)、部屋の空気よりもきれいな空気を排出する。
大きなゴミから小さなゴミまで同時に吸い取る、ソフトローラークリーナーヘッド
ダイソンのエンジニアの挑戦は掃除機本体だけに留まらない。これまで以上に優れたクリーナーヘッドとツールの開発にも情熱をもって取り組んでいる。ソフトローラークリーナーヘッドはフローリングなどの硬い床面から大きなゴミと微細なホコリを同時に取り除く。柔らかなナイロンフェルトで覆われた大型のローラーが大きなゴミを捕らえ、静電気の発生を抑えるカーボンファイバーブラシが微細なホコリを取り除くのだ。ローラー内部にはダイレクトドライブモーターが搭載され、クリーナーヘッドの幅全体で隅々まで掃除できる。
衛生的でさらに簡単になったゴミ捨て
よりダイレクトなゴミ捨てができる新しいゴミ捨て機構。ホコリやゴミに触れることなく衛生的に、クリアビンに溜まったホコリやゴミを、ゴミ箱へ向けて真っ直ぐに排出することができる。
簡単なハンディクリーナーへの切り替え
ハンディクリーナーに簡単に切り替えられるので、こぼれ落ちたものも手早く吸いとり、家のすみずみまで掃除できる。ミニ モーターヘッドを使えば、ベッドや布団に潜むダニアレルゲンを含むハウスダストや、カーペットに入り込んだホコリ、ソファに絡まったペットの毛を吸い取れる。車の狭い足元や座席の隙間など届きにくい場所も掃除できるように設計されている。
重量バランスのとれた設計
モーターやバッテリーなどの主要部品を手元に配置した重量バランスのとれた設計で、ダイソン サイクロンV10は床、天井などさまざまな場所の掃除もできる。
(※1)IEC(国際電気標準会議)規格 62885-2 5.1, 5.2, 5.3, 5.9に準拠した、独立第三者機関IBR(米国)による試験および自社試験。ダイソンを除く国内の売上げ上位5社のプレミアムコード付き掃除機(平均価格5万円以上、2016年12月から2017年5月の独立調査会社のデータに基づく) を対象に実施。4種類の床から取り除かれたゴミの平均。実際の使用状況により異なる場合がある。
(※2)モーター駆動ではない付属ツールを使用した場合の最長運転時間。
(※3)IEC(国際電気標準会議)規格62885-2 5.8, 5.9に準拠し、クリアビンが空の時とゴミ満量の時の吸引仕事率を比較した試験結果。試験は強モードで実施。
(※4)ASTM F1977-04に基づく試験結果。試験は強モードで実施。
構成/編集部