まず何と言ってもうれしいのがN700Aでは、基本的に窓側席のみだった電源コンセントが全席に設置されたことだ。N700Aでもグリーン車を利用すれば全席でコンセントが利用できたが、N700Sでは1323席すべてで電源コンセントが利用できる。
普通席(1123席)も、座席、照明など、いくつも細やかな改善ポイントがある。
普通車のリクライニングシートも大幅進化!わずかに傾く座面が劇的な座りごごちの変化をもたらした!
全席の肘掛け部分にコンセント設置!リクライニングレバーも操作しやすいものになった。
次に座席に注目してみると普通席でも背もたれと座面が連動して動くリクライニング機構を設置。細かいポイントだが、そのリクライニングを操作するレバーもより扱いやすいように形状が見直されている。肘掛けに手を添えると自然とレバーの位置が認識できるようなイメージだ。普通車の設計コンセプトは「機能的で快適な空間の創出」。多くの利用客が使用する普通車だからこそ、細かな改善点がうれしい。