3月21日に海開きを迎える、石垣島、竹富島、小浜島、西表島、与那国島などからなる八重山諸島。その玄関口となるのが、新石垣空港(南ぬ島石垣空港)。3月7日には新空港開港5周年を迎えた。
2018年3月7日に新石垣空港の開港5周年セレモニーが行われた
飛行機で石垣空港に到着した人数は、新石垣空港開港前年の2012年からの統計データを見ると、旧空港時代の2012年は77万人だったのが、2013年は101万人、2015年は110万人、昨年(2017年)は121万人と推移した。開港5年で飛行機を使って石垣島を訪れた人が年間ベースで44万人が増え、外国船なども含めると昨年は138万人が石垣島を訪れた。
2013年3月6日まで使われていた旧空港時代と比べて大きく変わったのが、羽田からの直行便が増えたことである。現在、羽田〜石垣線はANAが1日2往復、JALグループのJTA(日本トランスオーシャン航空)が1日2往復の合計1日4往復体制となっている。一部運賃を除いては、片道単位で航空券は販売されていることから、時間帯や運賃によって両社の便を上手に使い分けることもできる。