トンボ鉛筆は、デザイン筆記具ブランド「ズーム/ZOOM」を創設した1986年に発売し、32年間、ほぼ同じキャップ式の外観を継承してきた『ズーム505』に多機能ペンを新たに3月16日より発売する。
発売するのは『多機能ペン ズーム505』で、1本に油性ボールペン黒と赤、シャープペンシル(0.5ミリ芯)を備え、回転繰り出し式で使用する初のキャップ式の多機能ペンになる。ボディカラーはシルバー、ブラック、プルシアンブルーの3色。希望小売価格は5000円。
『多機能ペン ズーム505』はキャップ式と回転繰り出し機能で多様な使い方が楽しめる。まず、キャップを外して、お気に入りのペンを繰り出して使用する。次に、よく使用するお気に入りのペンを選んだまま(くり出したまま)キャップをして単機能ペンとして使用する。そして、キャップを尾端に差したままで使用・携帯し、(一般の)回転繰り出し式ペンとして使用する、という3パターンだ。
■ペン先の選び方
キャップを外し、胴軸尾端にカチッというまで固定させる。次にエラストマー(軟質樹脂)を被覆した中央リング部分と胴軸をひねるようにして回転。胴軸を右に回転した場合、ボールペン黒、ボールペン赤、シャーペンシルの順でペンが繰り出す(回転くり出し式)。任意のペン先のところで回転を止め筆記する。
シャープペンシルを選んだ場合は、尾端に挿したキャップをノックすると(キャップごとスライドして)芯が繰り出しす仕組みだ。キャップを挿していない場合は、尾端のノック棒をノック。芯の補充は軸内のシャープペンシルユニットを外し2~3本を投入する。本製品に消しゴムは付属していない。
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文/編集部