アルミニウムのボディ全体に見えるカーボンファイバーは、『ウラカン・ペルフォルマンテ・スパイダー』の 軽量化を示し、ウラカン・スパイダーに比べ35kgの重量削減を達成している。また、ランボルギーニが特許を取得し、複雑な形状が可能なフォージドコンポジットを『ウラカン・ペルフォルマンテ』で導入したアクティブ・エアロダイナミクス・システムALA(Aerodinamica Lamborghini Attiva)の機能部品(フロントとリアのスポイラー、エンジンボンネット、リアバンパー、エアロダイナミック・ディフューザー)に採用した。
ALAシステムは、高ダウンフォースや低ドラッグを必要とする場面で空力負荷を変えるほか、高速コーナリングでエアロ・ベクタリングを発動させ、サーキットでも公道でも、状況を選ばず優れたドライビングダイナミクスを実現する。ランボルギーニ・ピアッタフォルマ・イネルツィアーレ(LPI)システムは、車載エレクトロニクス・システムをすべてリアルタイムで管理。車のセットアップとALAシステムの起動を500ミリ秒以下で行ない、いかなる走行条件の下でも最良の空力設定を保証する。
走行速度50km/hで、わずか17秒で開くことができるルーフは、リアウィンドウも電動開閉ができ、 閉じた場合には風よけとして機能する。『ウラカン・ペルフォルマンテ・スパイダー』は、ルーフを格納すると2つの可動フィンが折りたたみルーフの格納場所から突き出た状態になり、シートバックからリアにかけてルーフの線をつなぎ、スパイダー独自の特徴的なシルエットを描き出す。
フィン内に組み込まれたダクトにより、オープントップ走行時の風の巻き込みを低減。さらに取り外し可能な2つのウィンドガードが横方向の空気振動を抑制して、高速でも会話を楽しめる快適なサウンドを保証する。
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構成/編集部