YAMAHA XSR900
104万2200円
水冷並列3気筒エンジンを搭載し、さらにマスの集中化を図ったオリジナリティーの高い車体を持つMT-09をベースにしたスポーツヘリテイジがXSR900だ。丸型ヘッドライトやテールランプ、丸みを帯びたフューエルタンクが懐かしさと新しさを共有し、新スタンダードとして強い存在感を放っている。また、走行モード切替システムやトランクションコントロールなど、MT-09譲りの高機能装備をすべて揃えているのも嬉しいポイントだ。
YAMAHA XSR700
89万9640円~
中型クラス並みのコンパクトな車体に、XSRの名前にふさわしい先進性と普遍性をミックスしたデザインが魅力。ツーリングはもちろんのこと、街乗りや通勤にも気兼ねなく使えるサイズやパワー感は、毎日バイクに接していたいライダーから絶大な支持を得ている。
HONDA CB1100RS
137万8080円
ダブルクレードルフレームに空冷並列4気筒エンジンを搭載したホンダのスタンダードモデル・CB1100。そのトップグレードに位置するのがCB1100RSである。その最大の特徴は専用設計された前後17インチホイールとワイドタイヤ、そして強化されたブレーキやサスペンションにある。ゴールドに輝く豪奢な足周りが、このマシンを「スタンダード」ではなく、「スポーツヘリテイジ」たらしてめているのだ。また、専用のLEDヘッドライトとウインカーなど、トラディショナルななかにある近未来感も注目のポイント。日本人好みのスポーツヘリテイジといえよう。
佐賀山敏行(さがやま・としゆき)
エディター/ライター