臨場感ある360度画像が楽しめるGoogleのストリートビュー。2007年5月のスタートから10年。実に83か国、1600万km分の距離を撮影したという。知られざるストリートビューの名所を紹介しよう。
◎あらゆる場所へトリップ!すばらしい風景に出会える
「世界の360度の地図を作りたい」というGoogleの共同創業者ラリー・ペイジのちょっとした思いつきで始まったストリートビュー。
昨年、サービス開始から10年がたち、街中にとどまらず鍾乳洞や美術館、海中、さらには地球外での撮影初となる国際宇宙ステーションのストリートビューも登場した。
軍艦島や原爆ドームなど、本来は入れないエリアも撮影しており、そこからの貴重な風景を見せてくれる。ストリートビューによって日本にいながら世界を旅でき、特別な人しか見られない風景を誰もが共有できるようになった。
■ニシバマビーチ(沖縄)
慶良間諸島のうち最も西にある阿嘉島(あかじま)。ケラマブルーと呼ばれる透明度の高い海と色とりどりの魚や珊瑚が美しい。
■富士山(山梨、静岡)
山中湖畔から富士山を眺めた写真。裾野まで一望できる。1合目から山頂、お鉢巡りも含めた富士登山のストリートビューも公開されている。
■竹田城跡(兵庫)
竹田駅から城跡までの行程も体感できる。城跡では周囲を雲海に包まれ、まさに天空の城。晩秋ならではの幻想的な景色が楽しめる。
■軍艦島(長崎)
本来は一部のエリアしか上陸できないが、立ち入りが禁止されているエリアも特別に撮影。集合住宅内も撮影し、当時のままの家の様子が確認できる。