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10代の被害者が続出!子どもをネット詐欺から守る方法

2018.02.12

■我が子をインターネット詐欺から守るには?

10代の約13%が10万円以上の被害に!?子どもをネット詐欺から守る方法

毎日スマホ利用する未成年の我が子を持つ親の立場からすれば、インターネット詐欺はウイルス感染同様、注意が必要だ。また、親自身も一緒にだまされてしまう事態も避けたい。

そこで、BBソフトサービスの担当者に、我が子をネット詐欺から守るためのアドバイスをもらった。

●ネット上には罠を仕掛ける者がいることを子どもに知らせておく

「スマートフォンを買い与える際には、普段の生活では目にすることのない犯罪者が、スマートフォンの画面を通じて様々な仕掛けをして、罠に誘い込もうとしている事実をお子さまに話しておくことが大切です」

●ネット詐欺検知ソフトやフィルタリングソフトを設定する

「インターネット詐欺の方法も日々進化しており。見分けがつかない、ついついクリックしてしまうような罠も増えています。インターネット詐欺サイト検知ソフトやフィルタリングソフトなどを、お子さまのスマホに設定しておくのもいいでしょう。

インターネット詐欺サイト検知ソフトとは、ソフトをインストールしてブラウザに設定しておけば、インターネット詐欺かどうかを判別してくれるものです。お子さまがスマホでホームページを見ながら、インターネット詐欺のサイトにたどり着いても、アラートを上げてくれるため、親の目の届かないときでも、お子さま自身が危険を回避できます。

またフィルタリングソフトは、高額請求サイト、出会い系・アダルトサイトなどの有害サイトなどを表示せず、ブロックしてくれるソフトです。

これらのソフトをお子さまのスマホにあらかじめ設定しておくことも一つの方法です」

●スマホ安全利用のルールを一緒に考え、決める

「スマホを安全に利用するためのルールをお子さまと一緒に考え、決めるのもいいでしょう。

子供はどうしても興味本位で「激安」「無料」などの煽り、違法行為や風俗、アダルト情報などを見てしまいがちです。しかしそのようなサイトには、個人情報を搾取したり、金銭を脅し取ったりする詐欺手口が仕掛けられていることもあります。

例えば、本名、住所、電話番号やメールアドレスをむやみに入力しない、聞かれても教えない、何かの警告や金銭の請求画面やメールがきたら、親に見せて相談するなどのルールがあれば、リスクを避けることができます。

悪徳業者の手口の理解と自らを守るルールを実践することで、お子さまは将来、サイバー犯罪被害に遭わないための、ネットリテラシーを身に着けていくことができると思います」

まずは子どもに対して、だまし取られる被害が未成年で増えていることを伝え、ルールを決めるなどして子どもに意識づけをすることが大事だ。また、ソフトを設定するなどして具体策を取ることも考えよう。

(取材協力)
BBソフトサービス
https://www.bbss.co.jp/

取材・文/石原亜香利

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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