富士通デザイン、プライムキャスト、富士通コンポーネントの各社はクラウドファンディングサービス ”Makuake”にて、フリマアプリやオークションサイトユーザー、およびアパレル店舗に向けた、画像内への寸法記載を行うためのスマートフォンアプリと、採寸用のデジタルメジャー『hakaruno(ハカルノ)』の商品化を実現を目的としたクラウドファンディングおよび先行予約を開始した。コースは1万5750円から。
個人売買アプリやオークションサイトで日々取り交わされる売り手と買い手のやりとりは楽しいものである反面、わずらわしい一面もあり、その一部はサイズに関係するものが多いのではないか。
『hakaruno』は、スマートフォンで撮影した画像に簡単に採寸データを追記できる機能を装備。撮った画像の上をなぞって計測したい部分を決定。その場所をメジャーで計測すると画像に反映される仕組みだ。
出品する商品の画像に寸法を記載する、このひと手間によって、出品者は商品説明欄では商品の魅力だけを語ることができ、買い手も直感的に商品のサイズを確認できる。
『hakaruno』のもう一つの用途は、アパレル店舗での直しやオーダーメイドに使われる伝票の半自動化だ。店舗で使われる伝票を画像として保存、計測数値を入れる場所を登録した伝票フォーマットを用意すれば、メジャーの計測ボタンを押した時点で計測値を伝票に記載が可能。この伝票画像をプリンターで印刷をすることで、計測ミスのない伝票を作成し、直しやオーダーメイドに対応できる。
■フリマアプリへの出品イメージ
・アイテムを撮影する
・採寸する場所をなぞる
・『hakaruno』で寸法を測る。メジャー本体のボタンを押すことで、測った数値がアプリへ瞬時に反映される。
■さらに動画でも使用法をチェック
製品情報
https://www.makuake.com/project/hakaruno/
構成/編集部