『NOUTO』は、一見何の変哲もない32ページの大学ノートだが、各ページにMozuさんオリジナルのトリックアート(錯視画)が掲載されている。例えば―
どちらも本物の三角定規に見えるが上が絵で、下が本物(MozuさんのTwitterも参照)
これらはMozuさんのスケッチ帳の中身を撮影したもので、最終的に『NOUTO』の中でどれぐらいの大きさで掲載されるかといった仕様は未確定の部分があるが、きっと楽しい商品になることを予感させてくれる。
さて、『NOUTO』は、2018年2月初旬までクラウドファンディングサイトのMakuakeでサポーターを募っている(商品発送は3月)。1月上旬の時点で、(目標額の30万円に対し)約600人から170万円近くのサポートがあり、文房具としては大ブレークといってよい成功を既におさめている。コースによっておまけがついて、1冊1000円からとリーズナブルな設定額なので、文房具ファンなら自分用&プレゼント用&保存用というふうに何冊かまとめてキープしておいてもよいかも。
文/鈴木拓也(フリーライター兼ボードゲーム制作者)