■大容量バッグを装着すれば長期間自転車旅から出張用トローリーバッグとしても使える
今回、現地までの移動は自転車を輪行し(前後輪を外し、専用の袋に入れることで電車などの交通機関に自転車を乗せること)、トレーラーはトローリーバッグとして使用。自転車とつながる部分を折り畳むと、トローリーバッグとしても運びやすい。一般的なトローリーバッグのように全方向にキャスターが動くことはできないが、車輪が大きくクッション性も高いので、段差なども楽々。さらに、新幹線では車両の最後部座席の後ろのスペースに入れることができたので、快適に目的地まで輪行することができた。
“Burley”には、より大型のバイクトレーラーや、子供を乗せながら一緒に荷物も運べる自転車用ベビーカーなどもラインナップされている。運ぶ荷物の量や一緒に楽しむ家族や仲間に合わせて、使い方に合ったトレーラーを選ぶことで、自転車旅の楽しさはさらに広がっていくだろう。
自転車輪行+トローリーバッグ仕様スタイル。トレーラー自体の重量は4kgと軽量で手でも曳きやすい
トレーラーの着脱は簡単。自転車側の金具も小さく、トレーラーを取り外した状態で使用しても邪魔にならない
両輪を外せば53×47×20cmサイズに折り畳むことができ、持ち運びや保管もしやすい
荷物をくくりつけてトローリーバッグ仕様で新幹線の座席最後部スペースに置いた状態
文/星野知大
ほしの・ともひろ。前進スポーツ案内人。1976年東京生まれ。自転車・ランニング・水泳を中心に、日本&世界の“前に進む”スポーツの大会プロデュース・MCとして飛び回るスポーツナビゲーター&ライター。2015年から日本最大の自転車ショー“サイクルモード”のMC兼ディレクターを務め、東京都三宅島の観光まちづくりアドバイザーにも就任した経験も持つ。