■卒業式に参列する際の基本的な親マナー5つ
母親だけでなく、父親についても、卒業式では失敗しないよう事前準備をしておきたい。そこで卒業式における基本的な親マナーとして、コミュニケーションや子育てをテーマにした講座・講演などを行うマナー講師の入沢紀子さんに聞いた。
1.我が子以外にもお祝いの気持ちを持つ
「卒業式は学校生活を頑張った子どもたちの巣立ちをお祝いするセレモニーです。我が子だけでなく、周りのお友達に対するお祝いの気持ちも忘れずに。我が子以外の子たちにも惜しみない拍手を送りましょう」
2.先生たちの感謝の気持ちも持つ
「お世話になった先生たちへ感謝の気持ちを持って参加しましょう。先生に一言お礼を伝えられると良いですね」
3.ママ友にも挨拶を
「母親がいわゆる『ママ友』と挨拶を交わす際は、父親としても『いつも子どもや妻がお世話になっています』と挨拶を。夫としてもお父さんとしても株が上がりますよ!」
4.父親はビジネススーツでOK
「お父さんの服装は、普段着ているビジネススーツで構いません。ネクタイは明るめの色をおすすめします。スーツはアイロンをかけ、靴はきちんと磨いたフォーマルなものを」
5.撮影のためにウロウロはNG
「式の最中、我が子の晴れ姿をカメラにおさめたくて会場内をウロウロしたくなりますが、これは控えましょう。また、子どもに声をかけると本人も恥ずかしい思いをするのでやめたほうがいいですね。厳粛な卒業式の雰囲気を乱さないように」