3月といえば卒業シーズン。父親の育児参加が進む中、父親として我が子の幼稚園の卒園式や、小・中の卒業式に参列する機会もあるのではないだろうか。しかし初めての場合、どうふるまっていいのか分からない、緊張するなどの不安もあるだろう。そこで事前に失敗を想定し、正しいマナーを知っておこう。
■小学校の卒業式 両親の出席率は?
我が子の卒業式というと、働く両親にとっては仕事を抜けてでも参列したいと思うかもしれない。しかし一方で、仕事との選択を迫られ、「周りはどれくらい参列しているのだろうか」と知りたい気持ちもあるのではないだろうか。
ベネッセ教育情報サイトが2015年に行った調査では、小学校の卒業式の参加率は、母親が98.2%、父親が74.0%となっていた。父親は意外にも多く出席しているようだ。
■我が子の卒業式参列の失敗談
我が子の卒業式に参列した際、親たちはさまざまな失敗をしているようだ。各調査からどのような傾向があるのかを探ってみよう。
卒業式といえば通常、母親が参列するもの。暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査では、次のような母親の失敗談がある。
●服装の失敗…明るすぎ・真っ黒すぎ・カジュアルなど
●撮影の失敗…途中でカメラの電池が切れたなど
●感動の失敗…号泣してしまったなど
●迷惑行為の失敗…ビデオ撮影で妨害、大声でのおしゃべり、強引な場所取りなど
●その他の失敗…爆睡・お腹が鳴ってしまったなど
また、服装の失敗の中には、「旦那が革ジャン&ジーンズで参列して恥をかいた」といったものもあった。